12から18か月(完了期)の離乳食

更新日:2024年04月01日

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栄養士

この時期はエネルギーや栄養素のほとんどを食事からとれるようになります

1日3回の食事の他に、「軽い食事」としておやつも食べはじめましょう

この時期のポイント

生活リズムを整えましょう

  • 家族一緒に食卓を囲めるように、食事のリズムを整えていきましょう
  • 朝食は8時までに終える、昼食は12時ころ、夕食は18時くらいを目安にしましょう
  • 1日3食+午前、午後のおやつを含めて1日の食事と考えます

離乳食とおやつの目安

固さは歯ぐきでかみつぶせる肉団子くらいにしましょう

  • さまざまな大きさや切り方のものを用意し、手づかみ食べや、一口量のかじり取り、 かみ方の練習をしていきましょう

料理や味の幅を広げましょう

  • 牛乳が飲めるようになります
  • はちみつが使えるようになります
  • 揚げ物が食べられるようになります
  • うす味で味を付けてみましょう(大人の味付けの3分の1くらいの濃さが目安です)
  • ドレッシング、酢などいろいろな調味料が使えるようになります
  • 加熱してアルコール分をとばせば、みりんや料理酒なども使えるようになります
  • 皮なしソーセージ、はんぺんなど加工品が使えるようになります

おやつをあげましょう

おやつは1日3食では足りない栄養素や水分を補う「軽い食事」と考えます

午前のおやつ (1から2歳児)

  • 朝食と昼食の間が短いので、お腹にたまりにくい果物・野菜や乳製品がおすすめ

選択午前

午後のおやつ

  • 昼食から夕食までの間が長いので、おにぎりやふかしいもパンなどがおすすめ
  • 水や麦茶、牛乳などで水分補給もしましょう

選択午後

市販の菓子よりは、おにぎりやパン、乳製品や果物などがおすすめです

フォローアップミルクについて

フォローアップミルクは、カルシウム・鉄分などのミネラルやたんぱく質などの栄養素を補うミルクです

肉、魚、卵を食べていれば飲まなくても大丈夫ですが離乳食に食材として使用することもできます

使用例

  • 卵焼き、スクランブルエッグなどに使うと卵がフワフワに
  • みそ汁に足してコクを出す
  • ケチャップやヨーグルトに加えると酸味がマイルドに
  • シチューなどに入れる牛乳の代わりに

遊び食べが目立つ時期です

  • 食事の前におもちゃを片づけたり、テレビを消すなど食事に集中できる環境をつくりましょう(子どもは同時に2つのことをすることはできません)
  • 子どもが自分で食べやすい、体に合った椅子やテーブルを用意してあげましょう
  • 周りが騒がしくないよう落ち着いた雰囲気をつくりましょう
  • 食事に集中しないときは、ダラダラ食べさせず切り上げましょう

コップ飲みについて

コップ飲みの練習をステップ3に進めましょう

コップ飲みの3ステップ

  • ステップ1 スプーンで練習 (7から8か月頃)
  • ステップ2 おちょこや小皿など小さな容器で練習(9から11か月頃)
  • ステップ3 コップで練習 (1歳頃から)
コップ飲みステップ3

ステップ3

お子さん自身にコップを持たせ、保護者がお子さんの手を支えて、コップの角度を調節しながら飲ませてあげましょう

食事量の目安

朝食例

朝食例

<主食>

トースト

<主菜>

トマト入りスクランブルエッグ

<副菜>

コーンスープ

昼食例

昼食例

具だくさんのうどんなので、これだけで主食・主菜・副菜がそろったバランスのいい食事になります

ひき肉と野菜うどん

夕食例

夕食例

<主食>

ご飯

<主菜>​

お魚の甘辛煮

<副菜>

いももち

ほうれん草ソテー

みそ汁

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