7から8か月頃(中期)の離乳食

更新日:2024年04月01日

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栄養士

離乳食開始から1か月から2か月たち、1回に食べられる量も徐々に増えてくる頃です。スプーンに慣れ、離乳食を口を閉じてゴックンと飲み込めるようになったら、中期の離乳食へ進めていきましょう

この時期のポイント

生活リズムを整えましょう

1日2回の離乳食や授乳の時間を決めると生活リズムが整います

2回食時間の目安

固さは絹ごし豆腐くらいにしていきましょう

舌と上あごでつぶしてモグモグできるようになったら、少しずつ粒のあるものにしていきましょう。包丁で切るだけでなく、フォークでつぶすなど様々な食感を経験させてあげましょう

使える食材が増えていきます

  • おかゆだけでなく、食パンやそうめん、うどんなども食べられるようになります
  • 野菜はきゅうり、トマト、キャベツなど種類も増やしていきましょう
  • 卵は卵黄の次は全卵を食べていきましょう(しっかり加熱!)
  • 魚は白身魚だけでなくまぐろやかつおなどの赤身魚も食べていきましょう
  • 肉類は鶏のささ身やむね肉が使えるようになります
  • 豆腐だけでなくひきわり納豆も食べられるようになります
  • ヨーグルト(無糖)も食べられるようになります

 

ほんのり味付けもできるようになります

少量のみそ、しょうゆ、砂糖、塩が使えるようになります

みそ汁の具を食べやすい大きさにしてあげるなど、家族の食事から薄味のものを取り分けたりしながら家庭料理を楽しむ準備をしていきましょう

 

栄養バランスを意識していきましょう

主食・主菜・副菜をそろえると栄養バランスが整います主食主菜副菜

 

  • 主食(おかゆ、パン、うどん、そうめんなど)
  • 主菜(鶏肉、魚、卵、豆腐、納豆などを使った料理)
  • 副菜(野菜類を使った料理)
ママが赤ちゃんに離乳食をあげる

うまくいかないときもあるでしょうが、無理強いせず、

「何度もチャレンジ!」が大切です

楽しい気持ちになるように、

話しかけながら離乳食を進めていきましょう      

飲み方の練習をしましょう

母乳や哺乳瓶でミルクを飲む口の動きと、お椀やコップから汁物や水を飲む口の動きは異なります。正しい水分の飲み方の練習を始めましょう。

また、早い時期からストローを使用してしまうと、ストローを口の奥に入れ、乳首を吸う口の動きのまま、舌の奥でストローをつぶしながら飲んでしまいます。その癖は大きくなっても治りにくいので、正しい飲み方を身に着けてからの使用が望ましいです

 ★飲み方の練習方法

  • ステップ1 大人用のカレースプーンで練習(7から8か月頃)
  • ステップ2 おちょこや小皿など小さな容器で練習(9から11か月頃)
  • ステップ3 お椀またはコップで練習(1歳頃から)
コップ飲みステップ1

ステップ1

  • スプーンにほんの少量の液体を入れ、スプーンを横にして下くちびるに付ける
  • 上くちびるが水面についたら保護者が角度を調節し赤ちゃんに飲ませる

練習することにより、すすることができるようになります

大きく開いた口の中にスプーンの液体を流し込まないように注意!

禁止食品

はちみつ、黒糖

乳児ボツリヌス症予防のために満1歳までは使わないでください

★乳児ボツリヌス症は便秘、ほ乳力の低下、元気の消失、泣き声の変化、首のすわりが悪くなる、といった症状を引き起こすことがあります。ほとんどの場合、適切な治療により治癒しますが、まれに亡くなることもあります

離乳食メニュー(7から8か月)

おすすめメニュー 1

メニュー1

<主食>

 おかゆ

<主菜・副菜>

 ブロッコリーの納豆あえ

 <副菜>

 かぼちゃのミルク煮

おすすめメニュー 2

おすすめメニュー2

<主食>

 おかゆ

<主菜・副菜>

 ささ身と野菜の煮物

 

おすすめメニュー 3

おすすめメニュー3

<主食・副菜> 

そうめんトロトロがけ

<主菜>

 スクランブルエッグ

ヨーグルトにチャレンジ!

大人用の無糖ヨーグルトが使用できます

なるべく酸味の少ないものを選んであげましょう

ミルクをかけると酸味がやわらぎます

季節の果物やさつまいも、かぼちゃを加えてもおいしいです

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