まちづくりの実現に向けた取組み内容等
これまでの主な取組み概要(令和7年4月時点)
寒川町では昭和38年より「寒川工業団地」、平成4年より「寒川駅北口地区」の土地区画整理事業を実施し、現在は新たな産業用地の創出を目指して「田端西地区」の事業を実施しています。
今後については、環境と共生する都市の実現を目指し、また、寒川北部の新たな広域の玄関口として魅力ある拠点形成を図るため、引き続き本町北部地域に位置する「ツインシティ倉見地区」の事業実施等を検討していきます。

まちづくりの実現に向けた取組み内容等(方針)について
寒川町都市マスタープラン構成概要

「目指す暮らしぶりと町のすがた」について

「1. 毎日の暮らしやすさが感じられるまち」の方向性(都市マスP16から)
【都市マス記載概要】
「医・食(日常の買い物)・住」が整っていることは、毎日の暮らしの基本となる機能を示した評価軸となるため、これらの機能と環境を整え、行きたい所にいつでもアクセスできる利便性があるまちを目指す。
「2. 空が広くのんびりとした環境が楽しめるまち」の方向性(都市マスP18から)
【都市マス記載概要】
大きな環境変化はできるだけ抑え、今ある魅力的な資源の利活用を促し、そこから様々な地域活動が生み出されるまちを目指す。
「3. 安全・安心に暮らし続けれられるまち」の方向性(都市マスP20から)
【都市マス記載概要】
暮らしの中で、“安全”と“安心”は重要な要素のため、毎日の生活を送る上での基本となる安全と安心を保ち、町民が安心感を持って生活を送ることができるまちを目指す。
「4. 生き生きと働くことができるまち」の方向性(都市マスP22から)
【都市マス記載概要】
働く場の操業環境や就業環境を整え、住環境との調和が図られることで、生き生きと働くことができるまちを目指す。
「5. のびのびと元気な子どもを育てられるまち」の方向性(都市マスP24から)
【都市マス記載概要】
子どもが安心して自由に歩いたり、自転車で移動したりすることができる環境などを整えることで、のびのびとした元気な子どもを育てられ、子どもたちが健やかに成長できるまちを目指す。
「都市づくりの基本方針」について(将来都市構造)

1.拠点等(都市マスP32から)
生活中心拠点の方向性
【都市マス記載概要】
既存の機能集積を生かして商業施設や生活利便施設の集積を図るとともに、町の中心地として魅力的な空間となるよう機能充実を図る。
都市未来拠点の方向性
【都市マス記載概要】
東海道新幹線新駅の誘致とともに、圏央道(さがみ縦貫道路)寒川北インターチェンジ周辺のポテンシャルも生かして文化・交流、商業・業務などの機能集積を図る。
産業集積拠点の方向性
【都市マス記載概要】
交通の要衝としての特性を活かしつつ、周辺環境に配慮した良好な産業集積を図るとともに、継続的に育成、発展させていく。
にぎわい交流創出ゾーンの方向性
【都市マス記載概要】
公共施設が集積し、多くの方々が交流を深めている状況や、町の歴史文化のシンボルとして親しまれている状況などを生かして、町内のにぎわいと町外との交流を創出する。
主な公園・みどり等の方向性
【都市マス記載概要】
都市公園や相模川の河川敷を利用したスポーツ広場、目久尻川周辺の自然緑地や越の山のまとまった樹林地、さらには寒川神社など寺社地周辺のみどり豊かな空間は、これからのまちづくりを考えていく上で、大切な要素であることを考慮する。
2.都市ネットワーク(都市マスP34から)
広域都市ネットワークとは
【都市マス記載概要】
広域都市ネットワークは、広域都市間及び近隣都市のつながりを構成するものとして位置づける。また、町域内においては町域交通ネットワークを兼ねるものとする。
町域交通ネットワークとは
【都市マス記載概要】
日常的な通過交通や町内交通混雑などへの対応に加え、大規模災害などの非常時のネットワーク等も考慮して、町内各地と拠点、ゾーン間が円滑に移動できるよう主要な道路網等を町域交通ネットワークとして位置づける。
水とみどりのネットワークとは
【都市マス記載概要】
相模川・目久尻川・小出川の水辺周辺のみどりやまとまりある農地、緑地・緑道、水路、そして点在する社寺林などのみどりは、寒川町の水とみどりの骨格を形成する要素として保全しつつ、人々の憩いの空間を 構成するネットワークとして位置づける。
「都市づくりの基本方針」について(部門別方針)

1. 土地利用の方針(都市マスP36から)
【都市マス記載概要】
・町を取り巻く状況に応じた土地利用の整序を図るとともに、これまでの都市計画の指定状況をふまえ、これに即した土地利用の推進を図る。
・暮らしを支える都市機能としての行政機能集積や公共施設等の充実を目指す。
・暮らしやすさに配慮した土地利用の誘導、住環境の充実に努め、新たな土地利用転換については、周辺環境に応じた都市機能の適正配置に努める。
など
2. 道路・交通体系の方針(都市マスP43から)
【都市マス記載概要】
・各インターチェンジへの周辺都市からのアクセス道路(主要幹線道路)を中心に都市計画道路の整備を図るとともに、これを補完する幹線道路により町内外との連携及び町内の道路網を段階的に形成する。
・日常的に多くの人が利用する生活道路について、歩行者・自転車利用者が安全に通行しやすい道路ネットワークを構築し、安全な歩行者空間、自転車通行空間の確保に努める。
・東海道新幹線の新駅誘致及び連動した鉄道延伸構想などの実現に向けた働きかけを進めるとともに、交通需要管理の視点を取り込みながら、町の生活拠点と各住宅地を安全で快適に結ぶ町内公共交通ネットワークの充実を図る。
・鉄道駅周辺はユニバーサルデザインに配慮した移動空間や歩行者空間等の確保、タクシー利用や自家用車の送迎等を含めた利用者にやさしい交通施設の整備と管理を進めるなど、バス停、 自転車、自家用車などの個人交通手段との円滑な連携を意識した取組みを検討する。
など
3. 環境・景観形成の方針(都市マスP52から)
【都市マス記載概要】
・「寒川町みどりの基本計画」に基づいた、みどりの保全についての取組みを進める。
・ 河川の水辺や広がりのある農地、拠点に準じる寒川神社周辺や越の山地区周辺などのまとまりのあるみどりを保全する。
・河川や水路等については、水質保全や生態系に配慮した水辺空間の保全がされるように適切な維持管理や関係機関との調整を図る。
・寒川町らしさが形成されている風景と、町に住む人々が親しみを込めて住みやすいと 思える環境と連動した空間づくりを進める。
など
4. 防災の方針(都市マスP61から)
【都市マス記載概要】
・自然災害等への危険性に関する正しい情報を伝えるとともに、想定内の対策については、計画的に整備改善を進める。
・地域防災計画などの位置づけをもとに、それぞれの地区ごとの危険可能性等に応じた対応策の検討を進め、いざという時に最善策を講じることができる町民行動の定着を図る。
・ハザードマップ等により、災害危険度が高いことが予想される場所における土地利用については、条例等を通じて災害時の適切な対応策を講じるよう努める。
・小さな子どもから高齢者や障がい者まで、地域で安心して暮らし続けることができるような地域の見守り体制と住み続けられる環境づくりを進める。
など
「目指す暮らしぶりと町のすがたの実現に向けて」についての方向性(都市マスP67から)
【都市マス記載概要】
・住民や自治会等の地域組織、その地域にある企業や学校、町や神奈川県等の行政など様々な主体が関わっており、まちづくりを進めていく上で、それぞれの協力体制が必要である。
・各主体がそれぞれの立場から地域環境の変化に関心を持ち、持続可能なまちづくりを進めるための協力体制をつくる。
・ハード施策とソフト施策が連携した施策展開なども含め、各分野の取組みを相互に連携させながらそれぞれの力を発揮し、相乗効果を高められるよう、取組みのあり方や、新たな展開を模索しながらまちづくりを進めていく。
・まちづくりは、できるところからできる体制で、少しずつ、時には実験的な取組みも行いながら進めていき、町民とともに、地域資源の活用方法や整備のあり方など、取組みのアイデアを出し合いながら発展させていくまちづくりの展開を図る。
など
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更新日:2025年04月11日