成人男性の風しん抗体検査・予防接種(風しんの追加的対策)
MRワクチンの接種期間延長について
風しんの追加的対策事業は、令和6年度をもって終了しました。
ただし、全国的なMRワクチンの供給不足を受け、予防接種の接種可能期間が2年間延長となります。詳しくはこちらのページをご覧ください。
クーポン券の有効期限は「2025年2月末日」ですが、予防接種のみ有効期限を「2025年3月末日」に変更しますので、読み替えてご利用くださいますようお願いいたします(抗体検査の有効期限は、変更なく「2025年2月末日」までです。)。
窓口等でクーポン券の有効期限を2月末とご案内してきたところですが、その際に、本年3月末までは定期接種として予防接種を受けることができる旨やクーポン券を利用せずに予防接種を受けた場合の費用を償還払いで助成できる旨などの周知が徹底しておりませんでした。本年3月においては予防接種を受けることができないかのような誤解を招くご案内となってしまい大変申し訳ありませんでした。
対象年齢の成人男性の抗体検査と予防接種について
2018年7月以降、特に関東地方において風しんの患者数が増加しており、患者の中心は30代から50代の男性です。この中には、これまでの制度の変遷上、風しんに係る公的な予防接種を受ける機会がなかった世代が含まれています。そのため今後の風しんの発生やまん延を予防するために「風しんの追加的対策」を実施しています。
「風しんの追加的対策」とは、対象となる男性に風しんの抗体検査を受けていただくことと、その結果に基づき風しんの定期第5期の予防接種を受けていただくことです。この抗体検査や予防接種を受けるには、町が発行するクーポン券が必要です。
抗体検査や予防接種を希望の方には、クーポン券を発行しますので、下記までお問い合わせください。
発行には1週間ほどかかりますので、日程に余裕をもってご連絡ください。
麻しん・風しん混合(MR)ワクチンの供給不足についてのお知らせ
このクーポン券で抗体検査を実施し、抗体の値が低い場合、麻しん・風しん混合(MR)ワクチンを接種することになります。
従来このワクチンは、武田薬品工業株式会社、第一三共株式会社及び阪大微生物病研究会から供給されていましたが、武田薬品工業株式会社が令和7年3月末まで出荷停止することとなりました。これに伴い、医療機関でのワクチン不足が懸念されます。
余裕をもって検査やワクチン接種を受けるようにしてください。
対象となる男性の範囲
1962(昭和37)年4月2日から1979(昭和54)年4月1日までの間に生まれた男性
住所が町外へ変わった場合、寒川町のクーポン券は利用できません。必ず、転入先の市町村で新しいクーポン券を受け取ってください。
実施期間
実施期間は、2022年(令和4年)4月から2025年(令和7年)3月末までの約3年間です。
(注意)抗体検査の有効期限は、2025年2月末日までです。
実施方法
1. 対象で希望の方に、町からクーポン券を送付
2. 風しんの抗体検査受診(抗体検査を受けずに予防接種を受けることはできません)
場所 :職場での健康診断や本事業に参加している全国の医療機関
なお、職場の健康診断についてはお勤め先にご確認ください。
持ち物:クーポン券(切り取らずにそのままお持ちください)
本人確認ができる身分証明書
3. 検査結果の確認
「抗体あり」の場合は、風しんへの抵抗力があります。
→予防接種は必要ありません。
「抗体なし」の場合は、風しんへの抵抗力がありません。
→風しんにかかるリスクがありますので、予防接種を受けましょう。
4. 予防接種
場所 :本事業に参加している全国の医療機関
持ち物:クーポン券(切り取らずにそのままお持ちください)
本人確認ができる身分証明書
抗体検査結果がわかるもの
この対策で受ける予防接種は、予防接種法に基づく定期予防接種となります。
現在、医療機関において麻しん・風しん混合(MR)ワクチンが不足しています。
ワクチン接種が必要な場合でも、ワクチンの確保に時間がかかることが予想されます。余裕をもって検査やワクチン接種を受けるようにしてください。
費用
クーポン券を使用していただくので、抗体検査、予防接種いずれも原則として自己負担額はありません。
クーポン券を提示しても予防接種の費用を求められた場合には、当該医療機関に対して町子育て支援課へ問い合わせるようお伝えください。開庁時間外などで当町が対応できない場合など、医療機関がクーポン券の有効期限を確認することができず、予防接種の費用の支払いを求められた場合は、お支払いいただき、後日、町子育て支援課へその旨をご連絡ください。
また、クーポン券が利用できず、予防接種の費用を支払っている場合は、償還払いにて接種費用を助成いたしますので、町子育て支援課にその旨をご連絡ください。
なぜ、風しんの対策が必要なのか
- 成人は、小児に比べて症状が重くなることがあります。
- 職場や電車など人が集まる場所で多くの人に感染させるおそれがあります。
- 妊娠早期の妊婦に風しんを感染させると、赤ちゃんが先天性風しん症候群(先天性心疾患や難聴など)になるおそれがあります。
ご自分の健康管理のために、抗体検査を受けてください。
クーポン券の使い方
- 切り取らずにそのまま医療機関にお持ちください。
- 職場での健康診断がある方は、職場にご相談ください。
- クーポン券は、全国で利用できますが、住所が変わった場合は利用できません。必ず、転入先の市町村で新しいクーポン券を受け取ってください。
この記事に関するお問い合わせ先
子育て支援課のびのびすくすく担当
住所:253-0196
神奈川県高座郡寒川町宮山165番地
電話:0467-74-1111(内線:165、166)
ファクス:0467-74-5613
メールフォームによるお問い合わせ
更新日:2025年04月01日