倉見才戸遺跡出土遺物(弥生、古墳、平安時代)

更新日:2014年09月07日

ページID : 2072

 

第1次調査弥生時代中期Y16号住居址も豊富な遺物が出土しました。
その他の時代も多くの遺構、遺物が発見されています。
調査の標記が無いものは第1次調査の遺物です。

 

壺

名称:壺
 
出土地点:Y5号住居址
時期:弥生時代中期
高さ:24.8センチメートル
備考:表面赤彩
管理:文化財学習センター
展示:展示中

勾玉及び管玉

名称:勾玉及び管玉
 
出土地点:Y16号住居址
時期:弥生時代中期
備考:勾玉(硬玉製)1点、管玉(碧玉製56点、赤石英製3点)
管理:文化財学習センター
展示:展示中

有頭石錘(ゆうとうせきすい)

名称:有頭石錘(ゆうとうせきすい)
 
石錘とは漁労の網のオモリと考えられていますが、通常は楕円形の形が多く、この石器は奇異な形をしています。
出土地点:Y16号住居址
時期:弥生時代中期
全長:14.9センチメートル
最大径:5.4センチメートル
管理:文化財学習センター
展示:展示中

片刃磨製石斧(かたばませいせきふ)

名称:片刃磨製石斧(かたばませいせきふ)
 
出土地点:Y16号住居址
時期:弥生時代中期
全長:10.8センチメートル
最大幅:4.2センチメートル
管理:文化財学習センター
展示:保管中

環状石器(かんじょうせっき)

名称:環状石器(かんじょうせっき)
 
出土地点:Y16号住居址
時期:弥生時代中期
外径:7.6センチメートル
内径:1.6センチメートル
管理:文化財学習センター
展示:保管中
備考:第1次調査報告書には環状石錘と標記されていますが、後の研究で中央の輪に木を通した状態が発見され、こん棒の頭として使用したと考えられたり、祭祀に使用したとも考えられています。

凹石

名称:凹石
 
出土地点:Y14号住居址
時期:弥生時代中期
全長:7.1センチメートル
最大幅:5.9センチメートル
管理:文化財学習センター
展示:保管中
備考:上の環状石器の制作途中の石と考えられます。

高坏

名称:高坏
 
出土地点:環濠
時期:弥生時代後期
残存高:13.5センチメートル
備考:脚部修復
管理:文化財学習センター
展示:展示中

小形無頸壺

名称:小形無頸壺
 
出土地点:第4次調査、18号住居址
時期:弥生時代後期
高さ:4.0センチメートル
備考:口縁部に2個1対の穿孔が2ヶ所あり
管理:文化財学習センター
展示:保管中

台付甕

名称:台付甕
 
出土地点:第10次調査、環濠
時期:弥生時代後期
管理:文化財学習センター
展示:展示中

土師器、高坏
名称:土師器、高坏 出土地点:第4次調査、10号住居址
時期:古墳時代後期
高さ:9.3センチメートル
備考:表面赤彩
管理:文化財学習センター
展示:展示中
土師器、甑(こしき)

名称:土師器、甑(こしき)
 
甑とは底部が無い、又は穴があいていて、食べ物を蒸すのに使用されたと考えられます。
出土地点:第4次調査、10号住居址
時期:古墳時代後期
高さ:29.2センチメートル
備考:外面に煤付着
管理:文化財学習センター
展示:展示中

土師器、皿

名称:土師器、皿
 
出土地点:第11次調査、H1号柱列P2
時期:平安時代
高さ:2.7センチメートル
備考:相模型
管理:文化財学習センター
展示:展示中

須恵器、坏

名称:須恵器、坏


出土地点:第11次調査、H3号柱列P2
時期:平安時代
高さ:3.2センチメートル
管理:文化財学習センター
展示:展示中

土師器、坏

名称:土師器、坏
 
出土地点:第11次調査、表土掘削時
時期:平安時代
備考:相模型
管理:文化財学習センター
展示:展示中
内底面に「東」の墨書文字が見えます。

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