国登録有形文化財

更新日:2024年04月24日

ページID : 17729
旧広田医院主屋

<国登録有形文化財(建造物)> 
 
旧広田医院主屋
(きゅうひろたいいんおもや)

所有者:個人
登録:令和5年8月7日
年代:大正15年/昭和4年増築、同21年改修、同30年代増築
構造:木造2階建、鉄板葺

旧家の洋館付和風住宅。平屋建和館は明治期の建物を改築した伝統的建物。二階建洋館は外見をイギリス下見張り、1階は昭和21年から医院諸室を配し、2階は床構え付き座敷に巡らした縁廊下に上下窓を開く。


 

旧広田医院門柱及び塀

<国登録有形文化財(建造物)>
 
旧広田医院門柱及び塀
(きゅうひろたいいんもんちゅうおよびへい)

所有者:個人
登録:令和5年8月7日
年代:昭和4年/平成30年改修
構造:コンクリート造、総延長29メートル

門柱、袖塀、塀ともにコンクリート造モルタル仕上げの単純な意匠。門柱は江戸切り風の意匠、門扉は失われている。袖塀子柱から道路沿いに塀基礎をのばす。かつては上部に板塀を立てていたが現在はアルミ製の塀である。

 

 

旧広田医院の歴史

明治30年(1897)、現在の和館の元となる住宅が建築される。
大正15年(1926)、大正12年(1923)の関東大震災によって倒壊した住宅の2階部分を整備し現在の和館部分の住宅が建てられる。
昭和4年(1929)、後の初代町長である広田孝基氏(当時は村会議員)により洋館及び門柱及び塀が増築される。
昭和21年(1946)、広田孝基氏の息子である広田孝平氏により洋館部分を改築し広田医院が開院。
平成15年(2003)、広田医院閉院。

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