さむかわの魅力

更新日:2024年04月01日

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寒川町ってどんなところ?

 神奈川県の中央に位置し、広い空、澄んだ空気の中、平坦で起伏の少ない町です。   

 寒川町には、年間約200万人の参拝者が訪れる寒川神社をはじめとする名所のほか、梶原景時館址、旧広田医院、西寒川支線廃線跡など歴史的で、ノスタルジックな場所があり、どこか懐かしい雰囲気を感じることができます。
 また、「花のまち」として、町内には桜や川沿いに咲く菜の花、紫陽花や町の花でもある水仙を見ることができ、色を感じる町でもあります。町内には三本の川が流れており、水資源も豊富でスイートピーやカーネーション等の花の栽培も盛んです。

 交通網では、東西約3キロ、南北約5キロのコンパクトな町に圏央道のインターチェンジが2つ、JR相模線の駅も3つあり、町の10キロ圏内には、大きなショッピングモールが数多くあり、静かに暮らしながら、近隣市にアクセスしやすいところが魅力です。
 

寒川中央公園の写真
西寒川支線廃線跡の写真
町特産のスイートピーの写真

学校のいろ

寒川町立小・中学校の配置図

特徴1 グローバル社会を生き抜く教育
   (小・中学校グローバル教育推進事業)

 寒川の子どもたちが将来、人 ・もの・情報が行き交うグローバル社会を生き抜けるよう、外国語教育と情報教育に力を入れています。

外国語教育

FLT
FLT(Foreign Language Teacher 外国人英語指導者)

 英語指導の経験豊富な外国人英語指導者を県内で唯一すべての小・中学校に1人ずつ常駐配置しています。

 小学校ではすべての外国語授業でFLTとのT.T.(ティーム・ティーチング)を展開し、中学校でも多くの授業でFLTとのT.T.の機会を増加しています。1校に1人常駐していることで授業だけでなく、行事や休み時間などの日常生活のやりとりで生の英語に触れることができます。 
 また、全FLTによる月1回程度の定例ミーテングを通して情報共有を行い、FLT一人ひとりの指導力の向上と英語授業の質を高めています。

外国語教育推進リーダー研究会

 小・中学校から外国語担当教員と全FLTが集まり、先進的な外国語教育について研究しています。FLTを1か所に集中派遣の指導など今日的課題解決に向け、さまざまな研究実践を行っています。

イングリッシュキャンプ

 夏休み時期に公民館事業と連携した英語学習講座です。小学校向けの講座では、低・中・高学年の3つに分けて実施し、参加者4人に対して、1人のFLTによる超少人数でFLTと歌やゲーム等場面設定による体験的学習を通じて楽しく英語を学ぶことができます。また、成人向け講座では、トピックに沿ったグループ会話やマンツーマンでの対話を習熟度に合わせてFLTと行っています。

東京グローバルゲートウェイの写真
TOKYO GLOBAL GATEWAY(東京都英語村)公募バスツアー

 小学4~6年生を対象とした公募バスツアーで東京都にある体験型英語学習施設で日常生活の場面や学習テーマをオール・イングリッシュで体験することができます。子どもたちの英語で「伝わる」感動、「わかる」感動、「協働する」感動を通して、外国語によるコミュニケーション能力を高めることにつながっています。

情報教育

教員と児童
児童生徒1人1台のタブレット端末の整備・通信環境の整備

 国が進める「GIGAスクール構想」の実現のため、タブレット端末を導入し、タブレット端末や周辺機器を活用した授業展開が行われています。全ての小・中学校に1人1台学習者用、教員用タブレット端末を導入し、各教室には周辺機器としてAppleTV、大型提示装置を設置しています。タブレット端末は、もしもの故障時に授業に支障がでないように予備の台数も配備しています。

国際交流の写真

 また、校内ネットワーク環境については、ICT機器がスムーズに使用できるように十分な容量で整備しています。

 学習にあたっては、協働支援ツールを導入し、主体的・対話的で深い学びの実現するため、効果的なタブレット端末の活用を目指しています。

 各学校でのICT機器の活用頻度は全国平均よりも大幅に高く、タブレット端末ならではの授業として海外の方とつなぎ、国際交流の授業を行う学校もあります。

ICTの効果的活用に係る授業研究の実施

 各小・中学校から担当教員が集まり、教育研究員部会ICT活用(授業づくり)研究部会を発足し、ICT機器を効果的に活用した授業について研究と情報共有をし、ソフト面からもGIGAスクール構想を推進しています。

ICT支援員
ICT支援員の配置

 ICT機器の活用に特化した専門員を2名配置しています。授業づくりの支援やICTの困り感を解決します。各校に月3回程度巡回し、ICTに関する相談にのったり、助言をしたり具体的な改善法を提示してくれます。

情報共有の機会

 教職員のICT機器の活用については、小・中学校の管理職と教育委員会でICT担当者会を定期的に開催するとともに教職員向けの専用サイトを立ち上げ、情報共有に努めています。

 また、小・中学校の学習環境をより安全・快適に行うため、教育委員会と校内ネットワーク環境整備業者、タブレット端末導入業者、ICT支援員と月1回定例会を開き、より効果的な活用について協議を行っています。

特徴2 支援が必要な子への支援体制の充実

特別支援教育

特別支援学級の全校設置

 障がいに応じた学習や自立活動を行うため、全ての小・中学校に特別支援学級を設置しています。

通級指導(ことばの教室) 

 言語やコミュニケーション能力等の発達について、通常学級に在籍しながら児童生徒の個々の実態や状況に応じた指導を行います。現在、町内2小学校に設置していますが、令和7年度に県内初の小学校全校への設置に向けて準備していき、今後の中学校への設置も検討していきます。

相談指導教室の写真

相談指導教室

 町民センター分室に相談指導教室を設置しています。専任教員が常駐し、学生相談員とともに登校の不安等の支援や学習補助など不登校の児童生徒の自立に向けたさまざまな活動を行っています。

特徴3 中学校でも給食の提供

給食

 小学校に加え、中学校でも寒川学校給食センターから毎日あたたかい給食を提供しています。

 また、寒川学校給食センターは食育の発信地として、見学や調理体験ができる機能も兼ね備えています。

特徴4 豊富な取り組み

学年を超えた活動

一之宮小学校のなかよしデー

 一之宮小学校「なかよしデー」や小谷小学校「異学年交流」など、学年を超えた活動を行っています。
 また、寒川小学校では「寒小フェスティバル」という3年生以上がお店を企画・準備し、全学年で交流を図っています。

文化学習

 小学校では「書き初め大会」を体育館や教室で行っています。寒川中学校では、全校生徒が体育館に集まり、「百人一首大会」を行っており、日本の伝統文化を学習する機会となっています。
 また、小学校では芸術鑑賞会を行い、音楽や演劇などの芸術を通して豊かな文化的素養を養っています。

【小学校】自然に触れる学習

 小谷小学校「田んぼ学習」は、苗植えから収穫まで全校児童でお米ができるまで学校をあげて行う一大行事です。
 また、畑で収穫したサツマイモを焚火で焼いてみんなで食べる「やきいも集会」を行っている学校もあります。

小谷小学校の田んぼ学習

【中学校】キャリア教育

 中学校では、3年間をかけて「キャリア教育」の取組を行っています。
 1年生では、「職業講話」として様々な職種の方を招き、直接お話しを聞き、実際に道具や技術にふれ、どのような仕事があるのかを知っていきます。
 2年生では、実際に町内外の事業所で職業体験を行い、将来について考える機会となっています。
 3年生では、専門学校の先生方を招いたり、進路先を調べたりして「進路学習」を進めています。寒川東中学校では、「1年生つながりプロジェクト」として、ワークショップを開催したり、なりたい職業にも多くの関連する職業があることを知り、発見や気づきから未来を創造する時間となっています。

寒川東中学校つながりプロジェクト
寒川中学校の職業講話
体育祭

【中学校】体育祭・体育大会

 中学校では、体育祭・体育大会を開催し、学年の壁をとりはらった縦割りのブロック制を取り入れています。学校によっては、種目競技だけではなく、演技発表を行っています。

 生徒の協調性、主体性、社会性を育む重要な機会となり、先輩・後輩の望ましい関係づくりにも寄与しています。

合唱祭

【中学校】合唱祭・合唱コンクール

 中学校は、校内の体育館ではなく、音響設備の整った「町民センター」を使用して発表しています。ステージも各校生徒が準備をし、体育館では味わえない空間で声を響かせています。
 また、特別審査員として町出身ピアニストを招聘する本格的な発表会となっています。

丘中吹奏楽の演奏

【中学校】部活動

 寒川町の部活動は、生徒の関心が高く、加入者が多いです。
 また、運動部では各種大会、文化部では文化部発表会・文化活動発表会があり、日ごろの成果を発揮しています。
 旭が丘中学校では、年のしめくくりに「部活動対抗駅伝大会」も行われ、各部活動の交流が図られています。

部活動例

吹奏楽部、剣道部、バスケットボール部、バドミントン部、ソフトボール部、陸上競技部、家政部、美術部、理科/科学部、サッカー部、水泳部、バレーボール部、ソフトテニス部、イラスト文芸部、野球部、卓球部、邦楽部、PC部

注意 中学校3校の部活を合わせているため、すべての学校に上記部活があるとは限りません。(令和5年度)

特徴5 交流学習

学校間交流

小谷小学校と旭が丘中学校の交流

 令和5年度、旭が丘中学校では、小谷小学校と連携し、中学校に6年生を招き、合唱を聴く会を開催しました。

 また、寒川東中学校では生徒会が南小学校を訪問し、映像を交えながら中学校生活の紹介を行っています。

特別支援級の交流

 他の市町村に先駆けて小・中学校8校すべてに特別支援学級を設置しています。
 小学校では、合同スポーツ大会や合同たけのこまつり、合同お別れ会を開催し、中学校では、宿泊学習、交流会を開催し、児童生徒の交流を図っています。
 また、旭が丘中学校の特別支援学級では、旭小学校の特別支援学級の児童たちと芋ほり交流会を行っています。

学校運営協議会

地域との交流

 南小学校では、近隣にある県立寒川高等学校との交流として、生徒会や演劇部、警察官による非行防止教室や先生の異校種研修の受入れも行っています。

 また、寒川東中学校では、「メッセンジャーひがし」として、有志生徒が学校だよりや学校行事のお知らせを地域の方に直接届ける活動を行っており、地域とのつながりを大切にしています。

 寒川町では、全小・中学校で「学校運営協議会(コミュニティスクール)」を設置し、地域の人とともに学校をつくっていく様々な取組を行っています。

近隣市との交流

 茅ヶ崎市との交流学習として、「茅ヶ崎寒川地区小学校音楽会(小学校)」、「茅ヶ崎寒川地区中学校英語弁論大会(中学校)」など合同で発表会を開催しています。

まちの教育施策

 寒川町全体の予算の中で教育に関する予算の割合は、13.5%(令和6年度)と近隣市よりも割合が多く、教育施策へ力を入れています。

教育関連計画・お知らせ

町の計画

この記事に関するお問い合わせ先

学校教育課学事指導担当
住所:253-0196
神奈川県高座郡寒川町宮山165番地
電話:0467-74-1111(内線:523、524、525)
ファクス:0467-75-9907
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