vol.11 人生100年時代の親と子~子の心得~

更新日:2024年04月01日

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vol.11 人生100年時代の親と子~子の心得~

こんにちは。認知症地域支援推進員の桜井愛美です。

親が認知症になったとき、家族内で「どう介護していくか」が話し合われると思います。私は3姉妹の長女で認知症に関わる仕事をしていますので「両親に何かあったら自分がやらなくては!」と思っていました。

ところが私が父に何か言うと「お前はすぐ俺を認知症にしようとして!」と嫌がられてしまいます。どうしたものかと思っていましたが、妹から父に同じ話をしたところ、すんなり話を聞いてくれ解決したのです。なるほど、これからは私は司令塔の役をして、実動は妹に頼むのがいいということがわかった出来事でした。

介護は一人で背負うと大変です。人間ですから向き不向き、本人との相性もあります。周囲で得意分野を持ち寄って、皆でチームになればいいのです。介護問題に直面したときにすべきことは、“誰がやるか”ではなく“誰が何をするか”の役割分担が大切ですね。
(広報さむかわ2024年4月号掲載)

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