vol.10 人生100年時代の親と子~年を取るということ~

更新日:2023年08月18日

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vol.10 人生100年時代の親と子~年を取るということ~

こんにちは。認知症地域支援推進員の桜井愛美です。

先日小学生の親子向けに認知症の講座を行ってきました。
受講者の中に、親に認知症の症状があるために、お子さんと一緒に参加してくれた方がいました。 自分一人で学ぶのではなく、孫であるお子さんと共に認知症について学んでくれたことがとても嬉しく思いました。

現代は核家族化で親も子も孫も、自立すればそれぞれ別に生活している人が多く、それによって“老い”が見えにくくなっているように思います。
高齢になれば身体も不自由になり、 認知症を発症することもあるでしょう。
親は面倒を見てくれる存在ではなく、面倒をみなくてはならない存在に変わっていきます。

孫の世代から“人は老いれば誰かの手が必要になる”ということを知ることは、弱者に寄り添う心の優しさ、広さを育てることになると思います。
親から子へ、そして孫の世代へ、優しさが伝達されていくことを願います。
(広報さむかわ2023年10月号掲載)

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