vol.9 人生100年時代の親と子~年を取るということ~

更新日:2023年07月01日

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vol.9 人生100年時代の親と子~年を取るということ~

こんにちは。認知症地域支援推進員の桜井愛美です。

年を取ると今までできていたことができなくなっていきます。いつものスーパーに行きたいけれど歩いて行けなくなってしまったら、人の手を借りることを考えなければなりません。

子に頼んで、スーパーに連れて行ってもらうということもできますね。
年をとることは止められませんから、親は子の面倒を見る立場から、今度は子に面倒を見てもらう立場に変わってきます。

こうした親の変化を、子も受け入れなければなりません。親自身も、自分の変化を受け入れる必要が出てきます。

しかし「誰の世話にもなりたくない」という思いが強く、支援が必要なのにギリギリまで我慢してしまい、体調や認知症が悪化して生活が崩れている方にも出会います。
反対に認知症があっても、いつも笑顔で過ごしている方は、「ありがとう」をたくさん言える人です。

人は一人では生きていけないのだから、人の手を借りても、笑いあって「ありがとう」と言えることが、幸せに年をとる秘訣ではと思います。
(広報さむかわ2023年7月号掲載)

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