vol.2 人生100年時代の親のお話~変わっていく親。認知症が当たり前の時代に~

更新日:2022年09月15日

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vol.2 人生100年時代の親のお話~変わっていく親。認知症が当たり前の時代に~

こんにちは。認知症地域推進員の桜井愛美です。
認知症の人と関わっていく中で、1人暮らしで認知症が進み、生活がままならなくなっている人と出会うことがあります。

ご本人は食事の準備や入浴、掃除等ができなくなっている状況でも助けを求めることはできません。そこでご本人に代わって私達がご家族と連絡をとると「親には関わりたくはありません」と言われます。
よくお話を伺うと、親に一生懸命関わってきたが、逆に迷惑がられたり、怒られたりして、けんか別れのようなかたちになってしまったようです。

親は年齢とともに変わっていきます。
特に認知症になると、新しいことが受け入れられないために、以前より意固地になり子どもの言うことには耳を貸さなくなったりします。
「以前に比べて怒りっぽくなった。」「部屋の中が荒れてきた。」等は、もしかしたら認知症の始まりかもしれません。早いうちに対処できれば、認知症の進行を抑えることもできます。

「何かおかしい。」と思ったらご相談ください。性格がきつくなっただけと思ったら、実は認知症だったということがあります。
認知症の出方は十人十色で、対処方法も一つではありません。1人で抱え込まずにご相談ください。一緒に考えていきましょう。
(広報さむかわ2020年10月号掲載)

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