vol.3 人生100年時代の親のお話~認知症になることを考える~

更新日:2022年09月15日

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vol.3 人生100年時代の親のお話~認知症になることを考える~

こんにちは。認知症地域支援推進員の桜井愛美です。
認知症ってどんなイメージでしょうか?「自分はなりたくない嫌なもの」ではありませんか?

もちろん「なりたいもの」ではないかもしれませんが、地域の人とお話しする中で「認知症を予防する方法を知りたい。」「認知症になったらすぐに施設を探さないといけない。」といった話をよく聞きます。認知症と人々との間に壁があるように思います。
それは、毎日のように「認知症を予防するには…」と発信し続けるメディアの影響も少なくないかもしれません。

認知症と老いはセットです。2025年には、高齢者の5人に1人は認知症になるといわれています。日本に患者数が多いのは、日本が長寿国だからです。
認知症を予防するための食品や運動など、さまざまな情報が世に出ていますが、今はまだ予防法は確立されていない状況です。

自分が、親が、認知症になることをイメージできますか?
誰もが認知症になる可能性がある中で、認知症になったらどうなるのか、どうしたらいいのか、分からない人が多いのではないでしょうか。

認知症を怖がり、避けようとするのではなく、認知症の正しい知識を得て付き合い方を知ることが大切です。まずは認知症を知ることからはじめませんか。
次回は、認知症の症状や対応方法についてお話しします。
(広報さむかわ2021年1月号掲載)

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