vol.7 人生100年時代の親と子~認知症を知り、関わり方を考える~

更新日:2022年09月15日

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vol.7 人生100年時代の親と子~認知症を知り、関わり方を考える~

こんにちは。認知症地域支援推進員の桜井愛美です。

「認知症は神様からのプレゼント」という言葉があります。
年を取ると、喪失の経験が増えきて、例えば大切な人が亡くなったり、足腰が悪くなったり、今までできていたことができなくなったりします。そうしたつらい現実を忘れるために認知症があるのではないかと思います。

“孤独にすること”“つらい思いをすること”は、認知症の進行を早めるようです。
逆に、居場所があり、人との交流があり、笑顔で過ごしている人は、認知症の進行が緩やかなことが多いようです。通う場を作り、家族や仲間と楽しく過ごすことが、認知症とともに生きる私たちの一番の「生きるコツ」なのかもしれません。

認知症を怖がり避けるのではなく、だれが認知症になっても優しく接することができ、笑顔で過ごすことができたら、認知症は怖いものではなくなります。忘れてもいい、うまくできなくてもいい、そんな優しい社会を、私たち一人ひとりの心掛けによってつくることができるのではないでしょうか。
(広報さむかわ2022年10月号掲載)

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