vol.6 人生100年時代の親と子~認知症を知り、関わり方を考える~

更新日:2022年09月15日

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vol.6 人生100年時代の親と子~認知症を知り、関わり方を考える~

こんにちは。認知症地域支援推進員の桜井愛美です。
前回認知症の4つの中核症状についてお話しましたが、今回は「行動・心理症状」についてお伝えします。

行動・心理症状は、例えば多弁・多動・暴言・暴力・失禁・徘徊・過食・不潔行為・妄想等たくさんの症状がありますが、これらは元にある中核症状にその人の「性格・素質」や取り巻く「環境」が影響して起こるので、人により症状が違います。

例えば記憶障がいという中核症状によって、食事したことを忘れてしまい、食べることが好きな人は食事を取り続けてしまうという行動・心理症状になります。
大切なのはその人の「性格・素質」を良く知り、症状に対応できるような「環境」を作ることです。

例えば日課を作ると、食べる意識が逸れて過食が抑えられることもあります。
認知症の人の行動には必ず理由があります。理由を考え、関わり方を工夫することで、症状の進行を遅らせたり、緩やかにすることにつながります。
(広報さむかわ2021年12月号掲載)

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