消防団車両更新に伴う海外寄贈のお知らせ

更新日:2025年05月30日

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役目を終えた消防団車両を南米パラグアイに寄贈します

 令和7年3月まで町内で活躍していた消防団車両をパラグアイに寄贈します。

 これは、公益財団法人日本消防協会がODA(政府開発援助)で実施している「消防車両等国際援助事業」により行うもので、パラグアイからの援助車両の要望内容と令和6年度に更新した第5分団(小谷)の車両について、条件が合致したことから寄贈するものです。

 寄贈対象となる消防団車両は、小谷地区(5分団)に平成20年に配備され、令和7年3月をもってその役目を終えました。この消防団車両は、地域の安全を守るために数々の活躍をしてきました。

 過去に寒川町では、平成31年にエクアドル(8分団)、令和5年にモザンビーク(2分団)へ寄贈した実績があります。

 寄贈先のパラグアイ共和国は、南米に位置する国で、以下のような特徴があります。

  • 首都: アスンシオン
  • 人口: 約684万人(2023年時点:世銀)
  • 面積: 約40万6,752平方キロメートル(日本の約1.1倍)
  • 公用語:スペイン語、グアラニー語

 パラグアイは、熱帯・亜熱帯気候で、農業や牧畜が盛んです。自然環境に恵まれ、豊かな生態系が特徴です。

 寒川町で活躍していた車両が、海を渡って、世界各地の防災活動に貢献することを願っています。

 なお、寄贈に係る輸送経費等についてはODA(政府開発援助)によるもので、政府により支払われます。

旧5分団車両
ダン十郎

       寒川町消防団広報部長

         消防ダン十郎