消防団車両更新に伴う海外寄贈のお知らせ
役目を終えた消防団車両を南米パラグアイに寄贈します
令和7年3月まで町内で活躍していた消防団車両をパラグアイに寄贈します。
これは、公益財団法人日本消防協会がODA(政府開発援助)で実施している「消防車両等国際援助事業」により行うもので、パラグアイからの援助車両の要望内容と令和6年度に更新した第5分団(小谷)の車両について、条件が合致したことから寄贈するものです。
寄贈対象となる消防団車両は、小谷地区(5分団)に平成20年に配備され、令和7年3月をもってその役目を終えました。この消防団車両は、地域の安全を守るために数々の活躍をしてきました。
過去に寒川町では、平成31年にエクアドル(8分団)、令和5年にモザンビーク(2分団)へ寄贈した実績があります。
寄贈先のパラグアイ共和国は、南米に位置する国で、以下のような特徴があります。
- 首都: アスンシオン
- 人口: 約684万人(2023年時点:世銀)
- 面積: 約40万6,752平方キロメートル(日本の約1.1倍)
- 公用語:スペイン語、グアラニー語
パラグアイは、熱帯・亜熱帯気候で、農業や牧畜が盛んです。自然環境に恵まれ、豊かな生態系が特徴です。
寒川町で活躍していた車両が、海を渡って、世界各地の防災活動に貢献することを願っています。
なお、寄贈に係る輸送経費等についてはODA(政府開発援助)によるもので、政府により支払われます。


寒川町消防団広報部長
消防ダン十郎
更新日:2025年05月30日