公園等の樹木の管理について
公園等に植栽されている樹木について
寒川町で管理している都市公園や緑地、緑道(以下、公園等)においては、花が咲く木、実のなる木、紅葉する木など様々な樹木が約4,300本植えられています。
これらの樹木は、町のみどりの保全や利用者の方に安らぎを感じてもらうために植栽されています。夏には木陰をつくり体感温度を下げたり、秋には紅葉して利用者の目を楽しませてくれたりする役割があります。
公園等の樹木の維持管理については、近隣の皆様の生活と密接に関係しており、利用される方だけではなく近隣にお住まいの方のご理解、ご協力が前提となります。皆様にとってより良い公園となるような維持管理に努めてまいります。
樹木のせん定
樹木のせん定は、基本的に樹木の健全な育成を目的に実施しています。
実施頻度は数年に1度程度であり、時期を見極めて樹木を枯らせてしまわない程度の強いせん定を実施する場合が多いです。
不適切な時期のせん定や過度なせん定は、樹木を痛め、枯れた枝の落下により通行人の方が負傷したり、最悪の場合、樹木全体が枯損し台風等の影響で倒木してしまうことで、近隣の方の財産を損壊し、多大なるご迷惑をおかけすることにつながります。
このため、樹木の健全な育成の目的に合わない『落ち葉を減らす』や『日当たりを改善する』、『衛星放送等の受信状況を改善する』等の理由ではせん定を実施いたしません。皆様にご迷惑をおかけしてしまうことがあるかもしれませんが、町民のみなさまの財産である公園等の樹木を健全に育成し、守っていくためであることをご理解いただき、ご協力をお願いします。
ただし、枝が越境してしまっている場合は、状況に応じて職員や業者によるせん定を実施しますので、ご連絡願います。
道路に枝葉がはみ出た樹木
せん定の目的
・樹木の適正な生育のため
・隣地や道路に越境しているもしくはその恐れがあるため
・利用者や通行者の安全性の確保のため
樹木の伐採
町の貴重なみどりの保全のため、樹木の伐採については、やむを得ない場合を除き実施しません。
台風で倒れた緑道の樹木
伐採する目的
・倒木の恐れがある枯損木を撤去するため
・幹が中空になっており、倒木の恐れがあるため
・ナラ枯れ被害拡大防止のため
・密になりすぎた樹木の間引きのため
樹木の消毒
人体に危害を加える害虫が発生した場合や虫等が異常発生している場合は、必要に応じて薬剤等の散布を実施します。
ただし、公園等においては一定数の虫が必ずいるものですので、人体に危害を加える恐れがないと判断される虫に対しては、必要以上の薬剤散布は行いません。ご理解をお願いします。
また、薬剤を散布する際は、緊急の場合を除き事前に『薬剤散布のお知らせ』等のチラシを配布しますので、内容をよく読んでいただき、ご協力をお願いします。
樹木の消毒
樹木から落ちるもの(枝葉、花びら、実等)について
常緑樹、落葉樹を問わず、一定量の枝葉や花びらや実等(以下、枝葉等)は必ず落ちます。近隣住民の方には特にご迷惑をおかけしておりますが、樹木が生きていく上で必要なことであることをご理解いただき、ご協力願います。
公園等から落ちた枝葉等の処分でお困りでしたら、公園等にお戻しいただければ、清掃の際に収集し、処分させていただきます。
公園等の清掃で収集した落ち葉については、適量であれば無償にてお譲りすることができますので、担当にご相談ください。
公園等の樹木に生る木の実については、良識の範囲内であれば取っていただいても構いませんが、幹を蹴ったり、枝を折ったりして樹木を傷つけることが無いようお願いします。
なお、樹木の枝が公園等の敷地から出ている場合は、状況に応じて対応させていただきますので、担当までご連絡ください。
この記事に関するお問い合わせ先
住所:253-0196
神奈川県高座郡寒川町宮山165番地
電話:0467-74-1111(内線:326、327)
ファクス:0467-75-9906
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更新日:2023年02月21日