流産・死産などでお子さんを亡くされたご家族へ

更新日:2025年04月01日

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日々の暮らしのなかで心と体の不調を感じる方

おうちに戻られたのち、日々の暮らしのなかで心と体の不調を感じる方もいらっしゃいます。

・眠れない、食欲のない日が続く

・今まで普通にできていたことを難しいと感じる

・気持ちが和らぐことに苦痛をともなう

・社会生活や対人関係が苦痛に思える

・記憶力や判断力が低下したと感じる

・あらゆることに自身がもてなくなる時期がある

・時間が経っても悲しみが深まる一方に思える

・誕生日や思い出の日が近づくにつれて、つらくなる

感じ方は人によって違います。心の痛みが和らぐまでに必要な期間も人それぞれです。こうした変化の多くは自然なことですが、長く続くのはとてもつらいことです。

つらいお気持ち、悲しみを抱えたまま誰にも相談できない方もいらっしゃいます。また、ご家族だけでは受け止められないときもあります。

ひとりで、あるいは、ご家族だけで思い悩まずに、サポートが必要と思われたら、ご連絡ください。

 

子育て支援課 

母子保健コーディネーター(助産師)

月曜日から金曜日(年末年始、祝日は除く)

8時30分から17時

相談窓口

相談できる場所をご案内します。

ANGEL's HEART

流産・死産・人工死産・新生児死等、さまざまな理由で赤ちゃんを亡くされたご家族が集まる自助サポートグループです。

茅ヶ崎市を拠点に活動していますが、市外・県外の方の参加も可能です。それぞれの思いや胸の内を自由に安心して話せるお話会や、赤ちゃんを見送る時に使用するおくるみを作り、産院に寄付する活動など毎月開催しています。

(注釈)自助グループとは、同じ問題や悩みを抱えた人たちが、仲間と体験を共有したり、分かちあったりするなど、自発的に結びついた集まりのグループです。

助産師のおうち 

お子さんを亡くされた方への産後ケア(訪問型、デイサービス型)を行っています。

また、流産・死産・新生児死によりお子さんを亡くされたご経験のある方が、お子さん連れで参加されるお話会 「子連れ天使ママのランチ会」を2か月に一度開催されています。お子さん連れの会となります。お子さん連れでないお話会をお探しの方は、ANGEL's HEARTさんの会をご検討ください。

 

湘南助産師会

湘南エリアを中心に活動している助産師の団体です。ペリネイタルロスケア(流産・死産・新生児死等で赤ちゃんを亡くされたご家族へのケア)を行っている助産院リストが転載されています。

 

神奈川県不妊・不育専門相談センター

不妊や流産などを繰り返す不育症について、医師や臨床心理士、助産師などの専門家が、相談に応じます。助産師による電話相談(予約不要)と医師・臨床心理士による面接(来所あるいはオンライン)相談(予約制)があります。

神奈川県ホームページ(流産・死産を経験された方)

神奈川県より、誰かに話を聞いてほしいと思ったときに相談できる場所や活動をご案内します。

各種手続き・利用できる制度

母子健康手帳・妊産婦健康診査費用補助券

母子健康手帳は、流産・死産された場合もお返しいただく必要はなく、お手元に残していただいて構いません。返却される場合は、子育て支援課までご連絡ください。ご連絡をいただきますと、妊娠中に子育て支援課からお送りする妊娠中のアンケート等の発送を停止させていただきます。

妊産婦健康診査費用補助券については、町への償還払い申請等必要な手続きが終わりましたら破棄してください。

 

妊婦のための支援給付

流産・死産・人工妊娠中絶等を経験された方、お子さまを亡くされた方も申請いただけます。妊娠の事実や胎児の数を確認するため、母子健康手帳が必要となります。

医療機関において胎児心拍を確認した後、妊娠届出(母子健康手帳交付)の前に流産等を経験された方も申請できます。その場合は、医師が胎児心拍を確認したことの診断書等で、妊娠の事実を確認させていただきます。

申請を希望される方は、子育て支援課へお問い合わせください。

 

死産届

妊娠12週以降の胎児を死産した場合は、医師が記載した死産証明書とともに、7日以内に死産届の提出が必要です。届出に基づき、埋火葬許可証が交付されます。届出方法についてご不明点がありましたら、町民窓口課までお問合せください。

 

出産育児一時金

妊娠満12週以降の方(死産・流産を含む)は、支給対象となります。ご加入の健康保険組合等にご確認ください。町の国民健康保険の場合は、保険年金課までお問合せください。

 

産婦健康診査

流産・死産の後の体調で心配なことがある方は、出産から2週間後、1か月後に産婦健康診査費用補助券を利用し、医療機関で健康診査を受けることができます。ご不明な点がありましたら、子育て支援課までお問合せください。

 

産後ケア事業

流産・死産された方もご利用いただくことができます。自宅への助産師の訪問等によって、心と体のケアを受けることができます。産後ケア事業の利用の際は、申請が必要です。子育て支援課までお問合わせください。

 

流産・死産等を経験された方への情報提供

こども家庭庁では、流産・死産等を経験された方への情報提供として、都道府県等の相談窓口、働く女性が流産・死産された場合に利用できる制度、健康管理に関する情報提供、社会保険関係の情報提供を行っています。

 

Baby Loss Awareness Week~亡くなった赤ちゃんとご家族に想いを寄せる1週間~

Baby Loss Awareness Week(BLAW)とは、流産・死産・新生児死等で赤ちゃんを亡くしたご家族への心のケアや支援の必要性について意識を高め、大切な赤ちゃんに想いを寄せる国際的な啓発週間のことで、毎年10月9日から15日と定められています。

希望を失いかけているご家族の孤立を防ぎ「ひとりじゃないよ」と生きる力を支えることを目的に、短い時間でも家族に幸せをくれた赤ちゃんの命を讃える大切な機会です。

BLAWの国際啓発シンボルとして、ピンク&ブルーリボンがあります。

詳しくは、Baby Loss Awareness Weekとピンク&ブルーリボン運動の周知活動を行っている団体 Baby Loss Family Support `Angie´ のホームページをご覧ください。

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この記事に関するお問い合わせ先

子育て支援課のびのびすくすく担当
住所:253-0196
神奈川県高座郡寒川町宮山165番地
電話:0467-74-1111(内線:165、166)
ファクス:0467-74-5613
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