MR(麻しん・風しん)ワクチンを接種しましょう

更新日:2024年04月01日

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予防接種は麻しん(はしか)の感染予防法として最も有効な手段です。

 令和5年5月12日(金曜日)のニュース等で、海外で麻しん(はしか)に感染し帰国した方(輸入症例)から、同じ電車の車両に乗り合わせたことで感染したとされる事例が確認されたことが報道されています。 今後、更なる輸入症例や国内における感染事例が増加することが懸念されており、国も自治体や医療機関に注意喚起をしています。

麻しんとは

  麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症として知られています。

  麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播し、その感染力は非常に強いと言われています。免疫を持っていない人が感染するとほぼ100パーセント発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。

・厚生労働省HP(麻しんについて)

https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/measles/index.html

症状

  感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2から3日熱が続いた後、39度以上の高熱と発疹が出現します。肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。死亡する割合も、先進国であっても1,000人に1人と言われています。

  その他の合併症として、10万人に1人程度と頻度は高くないものの、麻しんウイルスに感染後、特に学童期に亜急性硬化性全脳炎(SSPE)と呼ばれる中枢神経疾患を発症することもあります。

ワクチンについて

  麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみで予防はできません。麻しんの予防接種が最も有効な予防法といえます。

 定期予防接種の対象年齢のお子様は、無料でMR(​麻しん・風しん)混合ワクチンを接種することができます。この機会に接種をご検討ください。

  接種対象期間と接種回数                                                              1期 12か月から24か月未満   1回                                             2期   小学校就学前の1年間        1回
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接種対象期間を過ぎても、接種できる場合があります。

 新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、既定の定期接種の対象時期に接種を行うことができなかった方は、所定の手続きを行うことで、接種ができる場合があります。

申請される場合は、町(子育て支援課)までご連絡ください。

上記取り扱いは、令和6年3月31日で終了しました。

 

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