一之宮小学校

《一之宮小学校》

　一之宮小学校の給食室では、約６０年給食を作ってみんなに届けてきました。子どもたちの「今日もおいしかったよ！」「ごちそうさまでした！」の優しくてあたたかい言葉を励みに、代々続いてきた一之宮小学校の給食。昔は１０００人以上の子どもがいて、南棟にもワゴン置き場があったことや、スプーンがなくて先割れスプーンだったり、牛乳は瓶だったり、食器はアルマイトという銀の食器だったり、ワゴンが無いころは、給食当番が給食室までおかずやパン、牛乳（瓶）をとりに行っていたり、やがて牛乳瓶から紙パックになり、エレベーターが新しくなったり、食器が磁器食器になり・・・たくさんの歴史を刻んできました。年をとった給食室は、調理員さんや、用務員さん、教育委員会の人で壊れてしまったところを修理したり、使いやすく工夫をしたり、たくさんの人の支えがあって、ここまでよく頑張ってきました。ほんとうにお疲れ様。

９月からは、一之宮小学校の給食室は、給食が届く場所、「配膳室」に変わり、新しく建てられた「寒川学校給食センター」から、この配膳室に届けられます。

これからは、栄養士・調理員は、給食センターで給食を作ります。場所は少し離れちゃうけど、これまでと同じように、みんなの元気な声と笑顔を思い浮かべて、心を込めて給食が作れるよう、頑張るので、おいしい給食を楽しみにしていてください。

では、一之宮小学校の給食室、閉幕です。ありがとうございました！