旭小学校

《旭小学校》

　旭小学校の給食は1961年（昭和３６年）に始まりました。今の給食室が使われるようになったのは1977年（昭和52年）からです。それから、新しい機械を買ったり修理をしたりしながら、2023年（令和５年）まで給食を作ってくることができました。

　私は、2000年から2006年までと2015年、2018年から2023年までの間、旭小の栄養士として旭小の子どもたちの給食を調理員さんとともに作ってきました。はじめて学校の栄養士となり、何も分からない中で、調理員さんと協力し、また教えてもらいながら、少しずつ新しい献立を考えて、給食に取り入れてきました。

いつも「おいしかったよ」「おかわりしたよ」「○○はちょっと残しちゃった、ごめんなさい」などと、声をかけてくれたり、給食ノートに書いてくれたりする子どもたち。20年前も今も変わらぬキラキラした瞳で給食を食べてくれる旭小の子どもたちには、本当に感謝しています。ありがとうございました。

そして、ずっと見守りつづけてくれた保護者の方、地域の方、教職員の方、食材を届けてくれる業者の方、みなさんのおかげでここまで給食を作ってくることができました。感謝の気持ちでいっぱいです。

7月の給食を調理して、旭小の給食は一旦幕を閉じましたが、最後まで「安心・安全でおいしい給食」をみなさんに届けることがでました。無事に終了出来てほっとしているところです。

9月からは、寒川学校給食センターで給食を調理して学校に運びます。私と調理員さんたちは、みんなで給食センターに異動して、そこでまた旭小のみなさんの給食も作ることになります。新しい給食センターでは、たくさんの新しい調理で使う機械が入っていること、寒川町全体の小中学生みんなの給食を作るため、4000人分の給食を作ることなど、新しいことばかりですが各学校から集まった栄養士や調理員さんたち、学校給食に関わる様々な方々と協力しながら「安心・安全でおいしい給食」を作っていきますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。