岡田遺跡

更新日:2013年02月19日

ページID : 2085

(寒川町No.45遺跡)

 
 
   岡田(おかだ)遺跡は、相模川の支流にあたる目久尻川と小出川に挟まれた標高24メートルの相模野台地上に所在する遺跡です。昭和57年より9回ほど大規模な発掘調査が実施され、縄文時代の集落址や弥生時代後期の方形周溝墓(方形に溝をめぐらせた墓)などが確認されています。
 特に縄文時代中期の集落址は、環状に住居を配置する環状集落で、勝坂式期から加曽利E式期の竪穴住居址が600軒以上確認されており、未調査部分も合わせると、推定1,000軒から1,500軒の規模になる可能性があり、県内で最大規模、全国的にみても有数の住居址数を想定しうる遺跡です。

 

 

 

岡田遺跡第5期調査区全景

岡田遺跡第5期調査区全景

 

発掘調査風景
 
小さな穴は柱穴や貯蔵穴、墓坑と思われます。大きな竪穴が、竪穴住居址です。

発掘調査風景

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