町指定重要文化財:第1号~6号
<町指定重要文化財:第1号>
十一面観音立像
(じゅういちめんかんのんりゅうぞう)
所有者:景観寺
指定:昭和45年11月20日
像高:105.3センチメートル
室町時代の作と推定される。
ヒイラギ材の素木で本格的な造像手法をとっており、都風の特色が濃厚な尊像である。
<町指定重要文化財:第2号>
翁の古面
(おきなのこめん)
所有者:寒川神社
指定:昭和51年2月20日
面長:20.8センチメートル
作者、製作年代は不明だが、江戸時代の後半期の作と思われる。
檜かと思われる材を用い、面全体に黒漆をかけて仕上げている。
<町指定重要文化財:第3号>
一之宮八幡大神屋台神賑行事
(いちのみやはちまんおおかみやたいしんしんぎょうじ)
保持者:同行事保存会
指定:昭和51年7月1日
一之宮の東・西・北の3町の屋台が各町内から出発し、太鼓、笛、鉦等による囃子にのって八幡宮をめざして巡行し、宮入りする。
<町指定重要文化財:第4号>
倉見神社本殿
(くらみじんじゃほんでん)
所有者:倉見神社
指定:昭和53年12月1日
総高:888センチメートル
三間社切妻造・向背一間・銅板葺
寛保元年(1741)寒川神社の本殿として造営されたものだが、明治27年(1894)に倉見神社の本殿とされた。
四方に十二支の彫刻が施されている。
<町指定重要文化財:第5号>
夫婦欅
(めおとけやき)
所有者:倉見神社
指定:昭和53年12月1日
樹齢100年以上と推定され、根元から1メートルほどのところで二股に分かれているので夫婦欅と呼ばれている。
幹周りは大きい方が5.2メートル以上、高さは約20メートルある。
<町指定重要文化財:第6号>
神輿(寒川神社)
(みこし)
所有者:寒川神社
指定:昭和54年12月15日
総高:205.5センチメートル
鳳輩、黒漆塗り鹿地蒔絵、宝形造方形の神輿。
総重量七十二貫(270キログラム)といい、透彫装飾の多い、豪華な江戸時代後期の大型神輿の優品である。
更新日:2021年03月03日