学び続けるための充実サポート体制

更新日:2024年04月01日

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 寒川町では、教職員の業務負担をできるだけ軽減・分散し、教職員本来の業務である”子どもと向き合う時間を創出し、より効果的な教育活動を行う”ことを目的に次の取組を行い、教職員の働き方改革を進めていきます。

サポート体制

教職員の資質向上及び業務支援を行っています。

研修

サポート体制

 県の研修と併せて、町独自で教職員としてスキルアップするための研修・研究を町独自で行っています。

段階的な研修及び専門研修

 段階的な研修として、初任者研修、2年次研修、専門研修としては、図書館司書研修、特別支援学級担当者研修会を行っています。

町教育講演会/町教職員研修会

 今日的な教育課題の解決に向けて、有識者の講師を招聘し、講演会(年1回)・研修会(年4回)を行っています。
 令和5年度の研修会内容としては、教員としての資質向上、地域社会とともに行う学校経営の在り方、アレルギー対策に関わる児童生徒指導、自己肯定感を高める課題解決等の分野で実施いたしました。

人事交流・研修

 茅ヶ崎市立小・中学校や県立茅ヶ崎支援学校、横浜国立大学付属小・中学校に人事交流を行うとともに、教職大学院、県立総合教育センターに長期研究員として派遣しています。
 また、教育関係機関以外に企業派遣研修も行い、スキルアップのための交流・研修を促進しています。

研究

研究

教育研究員研究会

 今日的な教育課題の解決に向けての調査、研究を行う「教育課題部会」と学習指導の改善や児童・生徒の学力向上に関する調査、研究を行う「授業づくり研究部会」の2種類の部会を立ち上げて、先生方と研究を推進しています。

さむかわ学びっ子育成事業推進委員会

 確かな学力を身につける教育の推進のために各校の実態に応じたテーマに基づいて、外部講師を招聘し、講演会や研究授業で情報交換、意見交流、協議を行っています。

町内研究発表

 町内小・中学校の中から毎年1校、研究発表会を開催し、全体で研究成果を共有しています。

授業づくり指導・支援

フロンティアの先生

 退職校長・教頭が町教育フロンティア専門指導員、県教育指導員として、主に経験年数の浅い先生方を対象に、よりよい授業づくりのために指導・支援をしています。

業務支援

先生方の困り感を解消します!

 校務や児童生徒指導等を支援するための人員を配置しています。

FLT
FLT(Foreign Language Teacher 外国人英語指導者)

 英語指導の経験豊富な外国人英語指導者を県内で唯一すべての小・中学校に1人ずつ常駐配置しています。

 小学校ではすべての外国語授業でFLTとのT.T.(ティーム・ティーチング)を展開し、中学校でも多くの授業でFLTとのT.T.の機会を増加しています。1校に1人常駐していることで授業だけでなく、行事や休み時間などの日常生活のやりとりで生の英語に触れることができます。 
 また、全FLTによる月1回程度の定例ミーテングを通して情報共有を行い、FLT一人ひとりの指導力の向上と英語授業の質を高めています。

ICT支援員
ICT支援員

ICT機器の活用に特化した専門員を2名配置しています。授業づくりの支援やICTの困り感を解決します。各校に月3回程度巡回し、ICTに関する相談にのったり、助言をしたり具体的な改善法を提示してくれます。

ICT支援員から先生へメッセージ

「もっと楽しく学びを深めるには」そんな先生方の願いを支え、子どもたちの意欲を伸ばせる助けになりたいといつも考えています。気軽にお声かけください。

 

スクール・サポート・スタッフ

 各校にスクール・サポート・スタッフを1人配置し、学習プリントの印刷、配付準備、授業準備の補助等、先生の補助を行い、教職員の負担軽減を図っています。

寒川町業務支援の人イラスト
少人数学習補充教員/少人数学習補助員

 各小・中学校に1名ずつ配置し、1つのクラスを2つのグループに分割して少人数で学習したり、T.T(ティーム・ティーチング)として学級担任等と協力して学習を進めたりします。

学校読書指導員

 小学校では読み聞かせや本の紹介、貸出しを行っています。中学校では、本の紹介や貸出しのほか、教科担任と連携して学習に必要な資料を集め、調べ学習のサポートを行っています。

特別支援教育
ふれあい教育支援員

 全小学校に2名ずつ配置し、小学校低学年を中心に授業等で通常学級に在籍する学校生活に慣れていない児童生徒への学習、生活の支援を行い、学級担当をサポートします。

特別支援学級補助員

 全小・中学校に3名ずつ配置し、特別支援学級に在籍する児童生徒の介助・補助を行い、特別支援級の先生方をサポートします。

学校栄養士

 県費職員、町費職員合わせて5名の栄養士が寒川学校給食センターに常駐し、各校に提供している給食の献立監修等を行っています。
 また、各校の担当栄養士として、食育指導及びアレルギー対応等の助言を行っています。

事務補佐員

 事務職員が行う電話対応や書類作成、来客応対などの補助を行い、事務職員や教職員の負担軽減を図っています。

地域のせんせい

 地域で活躍されている方や企業で働く方、町在住の学生などが「地域のせんせい」として手話体験やそろばん、米作り指導、車いす体験等の学習支援、補助を行っています。
 

児童生徒の悩み等を学校と連携して、先生を支えます!

仮
スクールソーシャルワーカー

 町に県スクールソーシャルワーカー2名配置し、教育の分野をはじめ、社会福祉に関する専門的な知識や技術を有している専門員です。問題を抱えた児童生徒に対し、当該児童生徒が置かれた環境への働きかけや関係機関等と連携して支援を行います。先生に対しても支援や相談、情報提供を行っています。

スクールカウンセラー

 各中学校に1から2名配置し、中学校で週2回程度従事するとともに月1回程度小学校にも派遣しています。保護者、児童生徒の悩みに親身になって解決に向けて支援しています。

心理相談員 

 町で独自に2名配置し、いじめ・不登校・問題行動等、心理面の見取り等について、臨床心理士が相談を受けます。

仮
巡回相談員 

 町で独自に1名配置し、多様な教育問題について各校を巡回しながら相談員が相談を受けています。

訪問相談指導員 

 町で独自に1名配置し、不登校等の相談について、引きこもりがちな児童生徒を訪問し、保護者等の相談を受けています。

制度や設備で支えます!

教科教員の写真
小学校高学年教科担任制 

 小学5・6年生で教員を加配して一部の教科で専科指導を行うとともに、学級担任同士で他のクラスの一部の教科の指導を分担しています。これにより、授業の質の向上、多面的な児童の理解、学級担任の負担軽減、組織的な指導力・対応力の向上を図っています。町では、3つの小学校で実施しています。

小学校英語専科教員

 町では、中学校英語教員の免許状をもち、専門的指導力のある教員を町内2校に兼務で1名配置しています。

 一定の英語力・指導力を有し、より質の高い英語授業を行うとともに、中核的な役割として教材開発や授業実践を他の小学校の英語担当教員に還元します。

先生たちの声

先生の声 ICT支援員について
先生の声 SSW
先生の声教科担任制
先生の声(FLT

授業環境

授業の環境を整え、より効果的な学習につなげます。

その他の施設整備

教室

エアコン設置

 全教室にエアコンが設置され、暑い日・寒い日でも快適に授業に集中できる環境となっています。

可搬型冷房

体育館へ可搬式空調機を設置

 夏の暑い時期でも熱中症予防として体育館での体育の授業や行事の際に活動できるように導入しています。

授業支援

水泳している写真

水泳授業委託

 3つの小学校では、水泳授業を町営プールや近隣のスイミングスクールで実施しています。専門インストラクターや監視員がついて、よりよい授業内容の実施と安全性も担保されるとともに、授業準備や指導等の教職員の負担軽減となっています。
 また、外部のプール施設にはバスを使って効率よく安全に子どもたちを送迎しています。

この記事に関するお問い合わせ先

学校教育課学事指導担当
住所:253-0196
神奈川県高座郡寒川町宮山165番地
電話:0467-74-1111(内線:523、524、525)
ファクス:0467-75-9907
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