【第1回】環境に関する町民意識アンケート

更新日:2024年08月22日

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【アンケート集計結果】総括

 

第1回環境に関する町民意識アンケートにご協力いただき、誠にありがとうございました。

第3次寒川町環境基本計画の中期期間(令和7年度から令和10年度まで)に向けて、皆様からは、寒川町の環境への満足度に関することから、将来、どのような「環境のまち」が望ましいかなど、幅広くご意見等をいただきました。

アンケート結果によると、お住いの周辺環境に対する満足度については、空気のきれいさなどの大気環境について、「満足」または「やや満足」と思う方が77.3%(パーセント)でした。散乱ごみ・不法投棄などがない美化環境については、「満足」または「やや満足」と回答された方が54.8%(パーセント)でした。身近なみどりや河川などの自然環境については、「満足」または「やや満足」と思う方が78.1%(パーセント)でした。騒音・振動・悪臭などがない近隣環境については、「満足」または「やや満足」と回答された方が50.0%(パーセント)でした。景観・道路などの都市環境については、「満足」または「やや満足」と思う方が58.3%(パーセント)でした。これらのことから、空気のきれいさなどの大気環境や身近なみどり・河川などの自然環境への満足度は高い一方で、散乱ごみ・不法投棄などの美化環境や、騒音・振動・悪臭などの近隣環境、景観や道路などの都市環境に対する満足度は、これらと比較すると低いことから、暮らしにおける音や臭い、まちの美観等の改善が求められていると考えられます。

また、昨今の猛暑による熱中症被害や自然災害の増加から、世界的にも関心が高まっている地球温暖化についても詳しくお聞きしました。その結果によると、どのような環境であれば家庭での省エネに取り組むかといった質問では、「省エネの手間がかからないこと」が64.6%(パーセント)ともっとも高い割合となり、次いで「省エネ家電への買い替え等の費用が低減であること」が58.4%(パーセント)、さらに「省エネ家電への買い替え等に対する充実した補助金」が55.1%(パーセント)という結果となり、より省エネの取り組みが一般に浸透していくためには、労力を伴わずに行えること、また、金額面で大きな負担とならないことを条件として考えられていることが分かりました。

 また、再生可能エネルギーの利用の推進で同様の質問をしたところ、こちらも「太陽光発電設備等の設置等の費用が低減であること」が74.1%(パーセント)、次に「太陽光発電設備等の設置等に対する充実した補助金」が67.2%(パーセント)となり、ここでも金額面が大きな要因の一つであることが分かりました。

環境全般についての自由意見では、寒川町の環境のよい例として、越の山や岡田東部の水田地帯で多くの生き物が見られ、気軽に散策できることや、まちをきれいにする美化意識につながる、まちぐるみ美化運動の実施などについて肯定的な意見が寄せられました。一方で、寒川町の環境の好ましくない例として、野焼きや畜産臭などの突発的に発生する悪臭や、農地や河川などの町内の各所で見受けられるごみのポイ捨てや不法投棄などの意見が多く挙げられました。また、良好な環境づくりに対するご意見として、町の花であるスイセンをはじめとした花を増やす活動の広がりや、身の回りのポイ捨てを発生させないための田畑などの農地の管理の必要性、地球温暖化防止のための各家庭での緑を増やす取り組みの推進、町民の意識の向上や課題の解決に向けた協働への取り組みの必要性などについてのご意見をいただいております。

寒川町が将来、どのような「環境のまち」であってほしいかについては、緑の豊かさ、空気や水のきれいさ、まちの清潔さのほか、便利で快適であることが多く挙げられていて、そしてそれらが将来にわたって続いていくことを望んでいることが分かりました。これらのご意見を踏まえて、望ましい環境像である「環境と人が共生し、次世代まで良好な環境が受け継がれ“新化”するまち さむかわ」の実現に向けて、町民の皆様とともに取り組みを進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解、ご協力をいただきますようよろしくお願いいたします。

【アンケート集計結果】グラフ等

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