【第2回】町民の生活に関するアンケート

更新日:2024年02月05日

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【アンケート集計結果】総括

 

令和5年度第2回「町民の生活に関するアンケート」にご協力いただきまして、誠にありがとうございました。

このアンケートは、日常生活における皆様の生活実態などを把握し、今後の町政運営の参考とするために実施いたしました。

対象者は、eマーケティングリサーチ制度に登録している16歳以上の町民で、有効回答数は285名(eモニター486名中)となりました。

 

アンケート結果によると、町民の皆様の現在の生活実態について、81.06パーセントの方が満足しており、高い値となりました。項目毎に満足度を調査していくと、「所得・収入」については、49.13パーセント、「資産・貯蓄」は32.63パーセント、「自動車、電気製品、家具などの持ち物」は78.24パーセント、「食生活」は82.81パーセント、「住環境」は73.68パーセント、「自己啓発・能力向上」は56.84パーセント、「レジャー・余暇生活」は59.3パーセントとなり、「所得・収入」と「資産・貯蓄」が50パーセントを切っていることがわかりました。特に「資産・貯蓄」は30パーセント台であり、現在の生活において金銭面での負担が大きくなっていることがわかりました。

    

 昨年と現在の生活の比較についての調査では、「良くなった」19.65パーセント、「変わらない」が54.74パーセント、「悪くなった」が25.62パーセントとなりました。「良くなった理由」については、「所得・収入」、「レジャー・余暇生活」、「人間関係」が高い結果となりました。その他自由記載においては、「子供の成長が楽しくなった。」「子育て」「家族の成長」といった回答があり、町の取り組みとしましても引き続き子育てに力を入れていきます。次に「悪くなった理由」については、「所得・収入」、「資産・貯蓄」、「食生活」が高い結果となりました。その他自由記載においては、「物価高騰」を中心に、金銭に関する回答が大半を占めておりました。「良くなった理由」、「悪くなった理由」どちらにおいても「所得・収入」が最も大きな割合となっておりました。

 

今後の生活についての調査では、47.36パーセントの方が良いものにならないと回答しており、その理由として「所得・収入」、「資産・貯蓄」が多く回答されておりました。その他自由記載においては「物価高」、「健康状態」「介護」といった回答が多く、金銭面や体調に関する回答が中心となっていることがわかります。

 

自由時間の過ごし方に関する調査では、「睡眠、休養」が最も多く、次いで「家族との団らん」、「インターネットやSNSの利用」、「テレビ、CDなどの視聴」と続いています。比較的に自由時間はインドアに過ごす割合が高くなっておりました。自由な時間が増えた際の調査では、「旅行」が最も多く、次いで「映画鑑賞、コンサート、スポーツ観戦、園芸などの趣味・娯楽」と続いており、その他自由記載では、「副業」、「料理」など自由な時間が増えれば活動的に時間を費やしたい傾向があることがわかりました。

 

日頃の生活の中における悩みや不安の調査では、66.67パーセントが悩みや不安を感じており、項目ごとに調査すると、「今後の収入や資産の見通しについて」が最も多く、次いで「現在の収入や資産について」、「自分の健康について」、「老後の生活設計について」の回答が多く、資産や収入、健康面での悩みや不安の割合が高いことがわかりました。その他自由記載においても「親について」、「親の介護」などの回答がありました。

 

今後の生活において、「心の豊かさやゆとりのある生活をすることに重きをおきたい」か、「物質的な面で生活を豊かにすることに重きをおきたい」かの調査では、79.30パーセントが「心の豊かさやゆとりのある生活をすることに重きをおきたい」と回答しており、次の「自由時間と収入のどちらをもっと増やしたいか」といった調査では、63.15パーセントが「収入をもっと増やしたい」と回答しました。

 

今回のアンケートを通して、eモニターの皆さまの生活への満足度や直面している悩み、不安の声をより具体的にお聞きすることができました。

今回いただきました多くのご意見、ご要望等を参考に、生活の満足度を上げることや不安改善に少しでも繋がるような取り組みに努めてまいります。

【アンケート集計結果】グラフ等