観光・行事:夏(6月~8月)
浜降祭
浜降祭
湘南地方に本格的な夏の到来を告げる「浜降祭」は、7月の海の日に町内と茅ヶ崎市内の神輿が同市南湖の茅ヶ崎西浜海岸に参集し、神輿を担いだまま海に入る禊を行うという祭で、未明から早朝に行われることから「暁の祭典」と言われています。
当日は寒川神社、菅谷神社、倉見神社、一之宮八幡大神の町内4社と茅ヶ崎市内35社から出輿した華美絢爛な神輿が乱舞し、「どっこい、どっこい」の掛け声も勇ましく海に入り、禊を行います。
この祭は、昭和53年に「茅ヶ崎海岸浜降祭」として県の無形文化財に指定されています。
注釈:2022年は新型コロナウイルスの影響で寒川神社にてパネル写真展を実施することとなりました。
さむかわ神輿まつり
浜降祭の伝統を守り継承し、祭を通じて町を活性化し、町民の皆さんを元気にしようと、浜から引き上げてきた寒川の神輿4基が寒川駅前公園に集結し「さむかわ神輿まつり」を開催します。
また、寒川神社に展示された町内の保育園・幼稚園の園児達が飾り付けをした8基のダンボール神輿がまつり当日には寒川駅前公園に展示されます。
注釈:2022年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、神輿を担ぐことが困難であるため、寒川神社にてパネル写真展を予定しております。詳細は下記のリンクからご確認ください。
一之宮八幡大神屋台巡行
毎年8月第1日曜日に、一之宮八幡大神の例祭が行われ、前日には屋台巡行が行われます。 これは一之宮の東・西・北の各町内を出発したけやき造りの屋台が太鼓や鉦(かね)の音に乗って同神社を目指して巡行し、宮入りするもので、1976年(昭和51年)に町の指定重要文化財に指定されました。
始まりは明治初期といわれ、この日だけ引き回される屋台もそのころに作られたものです。 屋台の向きを変えるのは一苦労で、てこ棒を使って屋台を持ち上げ「ちゃんぎり」と呼ばれる道具を差し込み、息を合わせて回転させます。
華やかに飾られた屋台三台が落ち合う松戸橋(南部福祉会館付近)では多くの人が集まり、屋台の迫力に圧倒されます。
一之宮八幡大神屋台巡行(1)
一之宮八幡大神屋台巡行(2)
寒川びっちょり祭
寒川町は町内を流れる3つの川(相模川、目久尻川、小出川)と密接に関わりながら歴史・文化をはぐくんできました。
寒川びっちょり祭は、そんな寒川町ならではの水にちなんだお祭りで、毎年8月の中旬の真夏に開催されます。
更新日:2022年07月04日