ペットのための防災対策
ペットのための防災対策
~いざというときの準備は大丈夫ですか?日頃から災害に備えましょう~
地震や豪雨などの災害時に備えて、ペットのための防災対策はしていますか?
ペットを守れるためには、飼い主さんがいざというときのための備えが大切です。
日頃からの「しつけ」が大事です!
災害の混乱時、基本のしつけができていると安心です。
「待て」ができる、家族以外の人や他の動物に慣らす、ケージの中で生活ができるなど日頃からしつけをしましょう。
犬は鑑札、注射済票をつけていますか?
狂犬病予防法で狂犬病の接種や鑑札、注射済票の着用が義務付けられています。必ず首輪などにつけましょう。
付けていれば登録と狂犬病予防注射が済んでいることが一目でわかります。
万が一迷子になったとき、飼い主を探し出すこともできます。
猫は迷子札をつけていますか?
ふだんから名札を付けておけば緊急時にすぐ対応することができ、また万が一迷子になっても飼い主を捜し出すことができます。
マイクロチップをご存じですか?
動物の体内にマイクロチップを埋め込むことで、迷子になった際の動物の身元が判明します。一度体内に埋め込むと、脱落したり、消失することはほとんどなく、データが書き換えられることもないため、確実な身元証明になります。
マイクロチップの埋め込みは必ず獣医師が行います。費用は、動物の種類や動物病院によって異なりますが、犬やねこの場合では、数千円程度です。詳しくは、お近くの動物病院にご相談下さい。
また、町や動物保護センター等ではマイクロチップの読み取り機を備えていますが、一般の人が動物の外観から確認することはできませんので、迷子札等と併用しましょう。
健康管理はしっかりしてますか?
避難所などに連れて行き、集団生活の中で感染症がまん延してしまう恐れがあります。
各種ワクチンの接種やノミなどの駆除を日頃からしておきましょう。
食料・水を準備していますか?
ペットも人と同様食料や水を備えておきましょう。最低7日分は必要です。
あなたのペットはご近所に受け入れられていますか?
災害時こそご近所の力が必要です。飼い主はどこで被災するかわかりません。自宅に残したペットの面倒が見られないこともあります。そんなとき、家族だけでなく、ご近所の助けが必要になります。
日頃からコミュニケーションを取り、いざというとき協力し合える環境を作りましょう。
絶対に放したり、逃がさないでください。
ペットを放したり逃がすことは、ペットを見殺しにしたり、第三者に危害を加えるなど新たな問題が発生しかねません。
避難所でのペットの受け入れについて
災害発生後、火災や倒壊によって自宅が被害を受けて避難所生活を余儀なくされた時、多くの被災者は恐怖や不安から平常心を失っています。
このような状況下で、避難所におけるペットの受け入れには、様々な問題が生じることが想定されます。
毎年町では、秋頃に愛犬の避難訓練としつけ教室を開催しています。広報や町ホームページで募集しますので、ぜひご参加下さい。
「茅ヶ崎寒川動物愛護協議会」(注意)は、避難所におけるペット問題の発生を抑え、ペットの受け入れを円滑に行えるよう「避難所でのペットの受け入れについて」の提案をしています。次のホームページでご覧頂けます。
また、ペットの防災対策チェック表も作成してますので、そちらもご覧下さい。
(注意)「茅ヶ崎・寒川動物愛護協議会」
社団法人神奈川県獣医師会茅ヶ崎寒川支部(茅ヶ崎寒川獣医師会)、
茅ヶ崎市保健所、神奈川県茅ヶ崎警察署、神奈川県
動物保護センター、茅ヶ崎市及び寒川町で構成されており、動物に
関する様々な問題に取り組んでいます。
「避難所でのペットの受け入れについて」(ガイドライン) (PDFファイル: 1.6MB)
「避難所でのペットの受け入れについて」(ハンドブック) (PDFファイル: 1.2MB)
更新日:2023年08月02日