議会運営の効率化に向けタブレット端末を導入
平成27年2月からタブレット端末を導入

寒川町議会では、平成27年2月から議会(議員定数18人)と執行部双方において、タブレット端末とクラウドを用いた「文書共有システム」を導入しました。これは、インターネットを介し、クラウド上にあるデータ(議案や資料)をタブレット端末で見ながら会議などを行うものです。
これは、年間約10万枚の紙資料のペーパーレス化や情報共有のスピード化、会議運営の効率化などを図ることがねらいです。
なお、データはすべて暗号化されるなどのセキュリティ対策により、外部への情報流出やメールのような誤送信の心配もありません。3月・6月・9月の会議では紙資料と併用しながらタブレット会議を実施し、12月会議から完全ペーパーレス化となりました。
導入内容
・タブレット端末…アップル製 iPad Cellular+Wi-Fiモデル
・文書共有システム…「moreNOTE」 富士ソフト株式会社
キーワード
・文書共有システム…資料や画像、動画などをクラウドサーバーで一元管理し、タブレット端末から簡単に閲覧できるしくみ。
・タブレット会議 …これまでの紙媒体の資料の代わりにタブレット端末への画面表示で情報閲覧し、議会審議などを行う。
導入経緯
議会関連資料に膨大な紙が使用されており、数年前からペーパーレス化が検討課題となっていました。このような中、タブレット端末を使用したペーパーレス化に向けた本格検討を昨年1月から開始し、調査研究、実証実験などを重ねてきました。
その結果、ペーパーレス化が図られ、安全性が確保でき、業務効率の向上も見込まれることから、議会審議や議員活動などにタブレット端末を活用していくことになりました。

期待される効果
・ペーパーレス会議で膨大な紙資料を削減
・印刷コスト、配布コスト、手間の削減
・各種資料を即座に共有・配信
・事前閲覧が簡単になり、会議進行がスピードアップ
・カラー資料で閲覧でき画像や動画の閲覧も容易なた
め、より効果的な資料作成が実現
・議会活動の質の向上と議会運営の効率化
更新日:2025年04月01日