(仮称)寒川町ストリートスポーツパークの整備検討について
パブリックコメントの実施(4月22日~5月21日)
(仮称)寒川町ストリートスポーツパークの整備検討等に関して、令和7年4月22日(火曜日)から同年5月21日(水曜日)の期間にて、次の内容に関するパブリックコメントを実施します。
・(仮称)寒川町ストリートスポーツパーク整備に係る基本構想(仮称)相模川一之宮公園整備に係る基本計画(案)
・寒川町都市公園条例の一部改正(案)
詳細は次のリンクをご参照ください。
(仮称)寒川町ストリートスポーツパークの整備検討に対するパブリックコメントの募集について
町民説明会の開催(5月8日、5月10日)
パブリックコメントの実施に加え、次の日程で町民説明会を開催します。
説明会開催日時・場所
・令和7年5月8日(木曜日) 午後6時30分から8時30分まで
・令和7年5月10日(土曜日) 午後0時30分から2時30分まで
両日ともシンコースポーツ寒川アリーナ3階会議室にて開催します。
注釈)両日とも同じ内容となります。
注釈)オンライン参加も可能です。
オンライン参加での質疑は、コメントで投稿できます。
詳しくは下記チラシをご覧ください。
説明会案内チラシ
当日配布資料(後日掲載します)
(仮称)寒川町ストリートスポーツパークに係る整備及び(仮称)相模川一之宮公園に係る整備の検討
検討の背景について
関係人口の獲得に向けた検討
現在、寒川町では、少子高齢化や人口減少などの課題に直面している中、持続可能なまちづくりを進めるため、地方創生に向けた取組みの一環である「関係人口の獲得」を目指しています。
関係人口とは、特定の地域やコミュニティに対して、多様に関わる人々を示す用語です。関係人口が地域と多様な関りを持つことで、地域経済や地域交流が活性化することが期待できます。
スポーツ関連施設の効果
関係人口データを用いた様々な評価指標との相関分析(国土交通省R4年6月)によれば、寒川町の規模である人口5万人未満の市町村において、体育施設、博物館、地域おこし協力隊の順に関係人口との相関が比較的高いとされており、この結果を踏まえた効果的な取り組みを実施することが必要です。
寒川町特有の強みであるストリートスポーツの活用検討
関係人口を効果的に獲得するためには、若年層をターゲットとし、近隣市町村にはない寒川町特有の強みを活かした差別化を図る必要があります。
寒川町ならではの特性と強みを活かし、ストリートスポーツを活用した取り組みを強化することが関係人口の獲得に効果的であると考えます。
ストリートスポーツとは
道路での遊びから派生したBMXやスケートボード競技で、東京オリンピックでは若者に人気のあるスケートボードなどが採用され、日本人のメダルラッシュとなりました。また、パリオリンピックでも日本人がメダルを獲得し、若者や子どもを中心に競技人口が増加しています。
若年層のニーズや価値観を満たすことができ、多様性がありた選手を認め合う文化が特徴です。

寒川町のストリートスポーツ推進
寒川町では、認知度向上のため、2019年に民間で共催したストリートスポーツの世界大会「ARK LEAGUE」を開催しました。それを契機として、スケートボードやBMXといったストリートスポーツの世界トップレベルの選手複数名が寒川町に移住し、全国から世界トップレベルを目指す選手やその家族などの移住者が増加しています。
寒川町はストリートスポーツの聖地化を目指しており、スケートボードやBMXの初心者から上級者まで幅広く練習が可能な施設である「THE PARK SAMUKAWA」を運営している団体と協力し、町民無料体験会や定期的なスクールを通じて、寒川町に住む子どもたちが世界トップレベルの選手による指導を受けることができる機会を提供しています。
将来像(町が目指す方向性)
(仮称)寒川町ストリートスポーツパークの将来像
現在寒川町には、求心力のある世界で活躍する選手たちが移住しています。この選手たちの存在やストリートスポーツ関連施設があることから、関係人口を獲得し始めています。この世界で活躍する選手たちこそが町特有の強みであり、世界で活躍する選手が寒川町で持続的にトレーニングを行い、スキルアップを図ると共に次世代選手の育成が可能となる施設として本事業を計画します。また、ストリートスポーツの特徴を活かし、若年層のニーズを充実させていくとともに、若年層の価値観に寄り添った展開ができる施設を計画します。
ストリートスポーツを通じて、人とのつながりが広がることで人がひとを呼び、多くの方が寒川町の関係人口となり、その効果を寒川町に展開していくことで持続可能なまちづくりに寄与する施設とします。
計画地については、人とのつながりを広げることや、音響を使用する大会を開催すること、若年層や選手のニーズを満たすためのスペースを確保することなどを重要視しており、それらを考慮した上で次の候補地で計画をすることとします。

公園整備の全体像(コンセプト)
寒川町独自の魅力を創出し、関係人口の獲得や町の認知度向上を図るために、地方創生に向けた取り組みである「ストリートスポーツパーク」、さがみグリーンライン利用者や町民の満足度向上に向けた「休息地等」としての役割とを両立させた公園として整備します。
公園整備の全体像(コンセプト)としては、「にぎわいの公園」及び「やすらぎの公園」という2つの軸を設定し、多くの方が集い、楽しみ、憩える空間として整備を計画します。
にぎわいの公園
町が考える公園のにぎわいとは、幅広い世代の方々が集い、活気があふれる空間を指します。例えば、広場などに親子連れで遊びに来たり、スポーツなどのイベントにより多くの方が集まったりすることなどを想定しています。本事業ではにぎわいの公園の実現に向けて、ストリートスポーツパークを中心とした配置を計画します。
やすらぎの公園
町が考える公園のやすらぎとは、自然の景観を楽しむことや、園内の休憩スペースなどで憩うことを指します。例えば、隣接するさがみグリーンラインを散歩しながら豊かな景観を楽しむことや、カフェやベンチ、陽だまりでくつろいだりすることを想定しています。本事業ではやすらぎの公園の実現に向けて、カフェやレストランなどを中心とした配置を計画します。

検討スケジュール(案)
神奈川県が現在整備しているさがみグリーンラインの整備状況や、ロサンゼルスオリンピック開催年度を踏まえて、令和9年度中の供用開始を目指して検討をします。
なお、詳細なスケジュールについては設計等の検討過程を踏まえて決定していきます。
関連ホームページ
この記事に関するお問い合わせ先
町長室特命担当
住所:253-0196
神奈川県高座郡寒川町宮山165番地
電話:0467-74-1111(内線:281、282、283)
ファクス:0467-74-9141
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更新日:2025年04月22日