心肺蘇生法について

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AED使用

心臓や呼吸が止まってしまった人の治療は1分1秒を争いますが救急隊が到着するまでには約7分間かかります。

救急車が到着するまでなにもしないでいると助かる人の命も助けられません。そうならないためにもみなさんひとり一人が救命処置をおこなえるよう、心肺蘇生法やAEDの技術を身につけておくことが大切です。

 心肺蘇生法のやり方は、各WEBサイトや配布されている資料などに記載されておりますので、ここでは特に注意することについて述べたいと思います。

1.周囲の安全確認

交通量の多い道路や作業中の工事現場など自分自身の安全を確保できる状況でなければ傷病者に接触しないでください。

安全が確保できていない状況で心肺蘇生法を開始するということは自分自身が二次災害に巻き込まれる可能性があります。そのような状況では必ず安全な場所に移動してから実施してください。

2.意識の確認

肩のあたりを叩いて「大丈夫ですか?」と意識を確認をしてください。

呼びかけに対して返答や受答えの仕草がなければ「意識なし」と判断します。

 3.大声で人を呼ぶ

現場に「あなた」しか居ないときは大きな声で助けを求めてください。

協力者が集まれば119番通報とAEDを持ってくるように依頼してください。

「あなた」以外、誰もいない状況であれば、まず119番通報をしてください。

4.呼吸の確認

呼吸の確認は、胸やお腹の全体を見渡せるくらいの距離で、普段どおりの呼吸をしているかを胸の動きを見て6秒から10秒間で確認します。ここで普段どおりでの呼吸でなければ、直ちに胸骨圧迫を開始します。

また判断に迷うときも胸骨圧迫を開始します。

5.胸骨圧迫

胸骨圧迫は救急隊が到着するまで継続してください。

もし胸骨圧迫実施者が複数名いる場合は、実施している人が疲れた場合に代わって胸骨圧迫を実施してください。

胸骨圧迫は途中で中断することなく、絶え間なく実施することが重要です。

胸骨圧迫の実施に自信のない方、また、しばらく訓練をしていない方はぜひ普通救命講習を受講してください。日程は下記リンクから確認してください。

6.人工呼吸

見知らぬ人への人工呼吸はどうしても躊躇すると思います。また、感染症の危険もあることから無理に人工呼吸を実施する必要はありません。

救急隊が到着するまで胸骨圧迫だけを実施するだけでも、救命に大きな効果を生むことになります。

ただし感染症のリスクを理解し、人工呼吸を実施する意志と技術があるならば従来どおりの心肺蘇生法を実施してもかまいません。

7. AED到着及び心電図の解析

AEDが到着次第、電源を入れ電極パッドを貼って下さい。

後は全てAEDの指示に従って下さい。このときも胸骨圧迫の中断は最小にするようにしてください。また、音声メッセージは聞き取れにくい時もありますので、AEDの音声メッセージには特に注意しましょう。
 

消防本部では上級・普通救命講習会を開催しています

すみません、誰かきてください

「すみません、誰か来てください」

このフレーズをスマートフォンの音声検索で呼びかければ心肺蘇生法の動画が始まります。

この動画は平成27年度・第38回全国消防職員意見発表会で最優秀賞を受賞したもので、秋田県大曲仙北広域市町村圏組合消防本部が開発したものです。

スマートフォンやタブレットの音声検索やワード検索で「すみません、誰か来てください」と検索するとトップ画面に表示され再生することができます。

あなたの周りの人が急に倒れてしまったとき、一人で対応できるか誰でも不安に思っています。そんなときにスマートフォンやタブレットでこの動画を呼び出し、倒れた人の顔の横に置き再生します。その動画を見て、聞いて、真似をするだけで救急隊員から直接教えてもらっているように心肺蘇生をすることができます。

下記リンクからも確認できます。ぜひご覧になってください。

「すみません、誰か来てください」2015

keireihyouta

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