町指定重要文化財:第7号~12号
<町指定重要文化財:第7号>
神輿(菅谷神社)
(みこし)
所有者:菅谷神社
指定:昭和54年12月15日
総高:222.1センチメートル
鳳凰を頂く宝形の神輿である。
装飾性に富んだ江戸時代の典型的な作例である。
寒川神社から譲渡されたことが知られる。
<町指定重要文化財:第8号>
大太刀一振、太刀拵一式
(おおだちひとふり、たちこしらえいっしき)
所有者:寒川神社
指定:昭和54年12月15日
刃長:85.3センチメートル、反り:2.6センチメートル
身幅広く大磨上ながら長寸の刀で、南北朝時代の形姿を示している。
寒川神社に奉納されたものだが、由来不詳。
<町指定重要文化財:第9号>
経鎗(仕込杖)一式・鎗(鎗先)一穂
(けいそういっしき・やりいっすい)
所有者:寒川神社
指定:昭和54年12月15日
全長77.5センチメートル、刃長:31.7センチメートル
経槍拵は革張り
制作年代、作者不詳
<町指定重要文化財:第10号>
塔の塚
(とうのづか)
所有者:財務省
指定:昭和55年11月1日
南北:12メートル、東西:11メートル、高さ:3メートル
伝承によると、現在廃寺となった観護寺の僧が入定したといわれ、別名入定塚と呼ばれている。
<町指定重要文化財:第11号>
宝篋印塔
(ほうきょういんとう)
所有者:興全寺
指定:昭和60年4月1日
総高
右:125.0センチメートル、左:148.5センチメートル
南北朝時代、関東形式町域で確認されている宝筐印塔のうち、宮山・興全寺境内のものが最も古い。
年代は南北朝時代の貞治6年(1367)と貞治7年(1368)である。
<町指定重要文化財:第12号>
大日如来坐像
(だいにちにょらいざぞう)
所有者:安楽寺
指定:昭和61年6月20日
像高:101.5センチメートル
平安時代作である。
伏眼のやさしい尊顔、成熟した柔軟な尊体、穏和な全体感、浅めでおとなしい彫技、簡素な衣文表現を特徴とし、定朝様を伝える優れた尊像です。
更新日:2021年03月03日