特集 救急車の適正利用について

更新日:2019年09月27日

不適正な救急要請をなくしましょう

 救急車は、直ちに医師の治療を受けなければならない危険な状態にある救急患者を搬送するためのものです。しかし、救急要請(救急車を呼ぶこと)のなかには、明らかに緊急性の低い軽症であるなど、不適正なものもあります。平成30年の搬送人員(2,168人)のうち、緊急性の低い軽症者は約42%(920人)を占めました。
 町では2台の救急車を配備していますが、不適正な救急要請が増え、救急出動の件数が増えると、本来ならば救急患者の近くで待機しているはずの救急車が出動できません。そのため、やむを得ず遠くの救急車が出動し、一刻を争う救急患者を待たせてしまうことになります。このような事態を避けるためにも救急車の適正な利用にご理解とご協力をお願いします。

 

救急出動件数 過去4年間の推移

平成27年:2,106件

平成28年:2,288件

平成29年:2,374件

平成30年:2,344件

 

 

不適正な救急要請の一例

  1. タクシー代わり
    定期的な通院をしたいがタクシーを呼ぶとお金がかかる、入院予定日で荷物が多いなど
     
  2. 緊急性が低い病気・けが
    鼻をかむとティッシュに少し血がついた、紙で手を切った、風邪をひいたなど
     
  3. その他
    どこの病院に行くべきかわからない、お金をかけたくないなど 

 
 救急車の台数には限りがあります。適正な利用にご協力をお願いします。(救急隊員一同) 

 

 

ためらわず救急車を呼んでほしい症状

 こんな症状が見られたら、ためらわずに119番に連絡してください。

 

大人の場合


  • ・突然の激しい頭痛
    ・突然の高熱
    ・支えなしで立てないぐらい急にふらつく
     

  • ・顔半分が動きにくい、あるいはしびれる
    ・ニッコリ笑うと口や顔の片方がゆがむ
    ・ろれつが回りにくい、うまく話せない
    ・視野がかける 
    ・物が突然二重に見える
    ・顔色が明らかに悪い
     
  • 胸や背中
    ・突然の激痛
    ・急な息切れ、呼吸困難
    ・胸の中央が締め付けられるような、または圧迫されるような痛みが2から3分続く
    ・痛む場所が移動する
     
  • おなか
    ・突然の激しい腹痛
    ・持続する激しい腹痛
    ・吐血や下血がある
     
  • 手足
    ・突然のしびれ
    ・突然、片方の腕や足に力が入らなくなる

 

 

15歳未満の子どもの場合


  • ・頭を痛がって、けいれんがある
    ・頭を強くぶつけて、出血がとまらない、意識がない、けいれんがある
     

  • くちびるの色が紫色で、呼吸が弱い
     

  • 激しい咳やゼーゼーして呼吸が苦しく、顔色が悪い
     
  • おなか
    ・激しい下痢や嘔吐で水分が取れず、食欲がなく意識がはっきりしない
    ・激しいおなかの痛みで苦しがり、嘔吐が止まらない
    ・ウンチに血がまじった
     
  • 手足
    手足が硬直している、または動かない

 

 

そのほかにこのようなときも救急要請しましょう

  • 意識の障がい
    ・意識がない(返事がない)またはおかしい(もうろうとしている)
    ・ぐったりしている
     
  • けいれん
    ・けいれんが止まらない
    ・けいれんが止まっても、意識が戻らない
     
  • けが、やけど
    ・大量の出血を伴う外傷
    ・広範囲のやけど
    ・痛みのひどいやけど
     
  • 吐き気
    ・冷や汗を伴うような強い吐き気
     
  • じんましん
    ・虫に刺されて、全身にじんましんが出て、顔色が悪い
     
  • 飲み込み
    ・食べ物をのどにつまらせて、呼吸が苦しい
    ・変な物を飲み込んで、意識がない
     
  • 事故
    ・交通事故にあった(強い衝撃を受けた)
    ・水に溺れている
    ・高所から転落した


そのほか、いつもと違う場合、様子がおかしい場合

 

 

救急要請するときのポイント

 救急車を呼ぶときの番号は「119番」です。救急車が来たら、こんなことを伝えてください。

  • 事故や具合が悪くなった状況
  • 救急隊が到着するまでの変化
  • 行った応急手当の内容
  • 具合の悪い人の情報(持病、かかりつけ医、普段飲んでいる薬、医師の指示など)

 

救急車を呼んだら、次の物を用意しておくと便利です。

  • 保険証や診察券、おくすり手帳、お金、靴、携帯電話
  • 乳幼児の場合は、母子健康手帳、紙おむつ、哺乳瓶、タオル

 

救急車に同乗できる家族はいるか、一人暮らしであれば家族などの連絡先も確認しましょう。

 

 

普通救命講習会を開催しています

 町消防本部では、毎年2月下旬、6月下旬、9月初旬、11月下旬に普通救命講習会を開催しています。
 救急車が現場に到着するまで、町では片道平均6.99分(平成30年)かかります。この間の応急手当の有無で救命効果が変わります。講習会を受講して、心肺蘇生法やAEDの取り扱い方法など、いざというときに役立つ応急手当の知識・技術を身につけましょう。
 また参加人数が10人以上であれば、上記の日程以外でも講習会を開催します。団体・企業などで講習会を希望する場合は、予防課へお問い合わせください。

 

 

お問い合わせ先
消防本部予防課 電話75-8003 警防担当 ファクス75-8080

 

 

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